こんにちは!みかんって小さいほど甘くておいしいと思い込んでいる、のとむらです。
みなさん、アウトドア用のテーブルって持っていますか?キャンプでごはんを食べるときに使うほか、でこぼこの地面に平らな場所を確保するために必須なアイテムですよね。
私はソロキャンプ向けのミニサイズで軽いテーブルを使っているのですが、今回はそれを紹介したいと思います。
SOTO(ソト)ミニポップアップテーブル フィールドホッパー ST-630
SOTOはアウトドア用のバーナー、ランタン、調理器具などを多く作っているメーカー。特にバーナー製品に関しては天下一品で、グッドデザイン賞を受賞した商品もあります。
そんな感じでバーナーに強い会社さんなのですが、折りたたみテーブルに関してもなかなか優れたものを作っています。
それがこちらの「フィールドホッパー ST-630」。その名のとおり、脚の部分が跳ねるような動きをして自動的に組み上がるのが特徴です。
原産国は台湾。サイズは幅297mm×奥行210mm×高さ78mmで、重量は395g。耐荷重は3kgまで対応しています。

体感的な天板の広さはこれくらい。トレック900、ウインドマスター、コンパニオンヘビーデューティーMGがちょうど収まる。
とにかく組み立てが早い
フィールドホッパーはシステムが画期的で、折りたたんだ状態から開くと、脚が「ガション!」と自動的に組み上がります。
そのため、組み立てにかかる時間は約1秒。とってもスピーディーです。
開くぞ、いいな?押すなよ?押すなよ?
はいガショーン!
当初これを買う前に、サイズがほぼ同じであるスノーピーク製の「オゼン ライト」とどっちにしようかなと迷っていたのですが、最終的に使い勝手が良さそうなフィールドホッパーに決めました。
オゼンライトのほうが100g以上も軽いのですが、分解式なので組み立てるのに少し時間がかかってしまうのですよね。テーブルって組み立てる楽しさは特にないですし、物を置きたいときにサッと置けるところにメリットがあると思うので。
ちなみに組み立ても早いですが、しまうのも簡単で早いです。
アルミニウム、ステンレス素材なので熱に強い
フィールドホッパーは天板がアルミニウム、脚がステンレスで出来ています。そのため、上に固形燃料ストーブなどの熱くなるものを載せても溶けることはありません。
一度、この上にウッドストーブを載せて焚火をしたことがあったのですが、燃えた枝がテーブルの上に落ちても変形しませんでした。
ただ、あまりに強い火があたった部分は少し黒くなってしまいましたが。傷つけずに使いたい場合は、上にアルミホイルをかぶせて使うことをおすすめします。
また、アルミニウムは熱伝導率が高いので、上に熱いものを置いておくと天板にも熱が伝わります。素手でさわらないように気を付けましょう。
黒くなってしまった部分。がんばれば洗い落とせるかもしれないけど、これはこれで味があるので放置している。
高さが確保できて虫が寄りにくくなる
キャンプ地によっては地面がほぼ平らな場所もあると思います。そうなると、わざわざテーブルを設置しなくても地面に直置きすればいいように思えるのですが、地面に物を置くとアリンコが登ってきてしまうのですよね。
リュックとかならまだいいですが、食べ物に寄って来られたら、けっこう悲惨です。
そんなとき、このフィールドホッパーがあれば、わずかながら高さがとれるので、アリンコなどの地面を這ってくる虫をある程度、遠ざけることができます。
夏場にソロキャンプをしたとき、このフィールドホッパーの上にカレーメシを載せていたのですが、アリンコは登ってきませんでした。彼らも垂直に登るのはさすがにだるいのでしょうかね?
家でも使える
ミニマリストというか、物をあまり置かない主義の人は、部屋にテーブルを置いていないこともありますよね。スッキリしていて良いのですが、客人が来てお茶を出すときなどに意外と困ると思います。床に直に置くのも、なんかねえ。
フィールドホッパーはコンパクトなので、普段はしまっておいて、使いたいときだけサッと出すような使い方ができます。2人分の飲み物とお菓子を出すのにちょうど良い大きさです。
嬉しい収納ケース付き
アウトドアアイテムって基本的に汚れやすいので、専用の収納ケースが付いてるかどうかは大事なポイントです。
こちらの収納ケースはナイロン素材なので水に強く、洗えます。あとはやっぱり黒っていうのが良いよね。これが奇抜なオレンジとかだったら買わなかったかもしれません(笑)
デメリット
フィールドホッパーは「軽さ」、「コンパクト」、「組み立てやすさ」に比重を置いているので弱点がけっこうあります。参考までにどうぞ。
・耐荷重が3kgまでと、耐久性が低い(踏んだら終わり)
・ロックが効かないので物を載せたままテーブルを横にずらす動作が苦手
・脚が勝手に開くので専用ケースが必要不可欠
・裏側の構造が複雑なため、水に濡れると乾かすのが大変
まとめ
まとめると、フィールドホッパーの最大の利点は、使いたいときにすぐ取り出せることじゃないかなと思います。
耐久性には問題がありますが、そんなに邪魔になるものではないので、緊急用のテーブルとして持っておいても良いかもしれません。
ソト(SOTO) ミニポップアップテーブル フィールドホッパー ST-630
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