ナイフが値上がりする原因と対策を考察してみた



こんにちは!のとむらです。私はよく市場に出ているナイフをチェックしているのですが、

全体的にじわじわと値上げしているなと感じます。

ナイフの多くは海外製なので、円安が原因で値上げしていると思われがちですが、実はそれだけではありません。

 

ナイフは売れれば売れるほど値上がりする

人気商品が値上がりするのは珍しいことではありませんが、

ナイフはどちらかといえばマニア向けの商品で、たとえ高額でも買う人が一定数いるため、値段の上昇率が異常なんですよね。

1.5倍は当たり前。

超人気ナイフにもなると、2倍以上に跳ね上がることもあります。

こういう事例は円安になる前からありました。

今ナイフが高いのは景気が悪いからではなく、売れに売れまくっているからです。

なぜナイフの売り上げが伸びた?

おそらく口コミが原因かなと。

ショップの購入者レビュー、ブログ、ツイッター、YouTubeなど、

一昔前(2017年頃)と比べて、良いナイフの情報が急速に広まったからだと思います。

私もブログを通して数々のナイフをレビューしてきたのですが、なかなか影響力があったのか、ほとんどが品切れを起こし、値上げしてしまいました。

どういうナイフが売れるのか、販売側に把握されちゃってるんですよね。

最近では、少しずつ値段を釣り上げることによって購入者を焦らせる商法スタイルになっているような気がします。

かつて2万円台で買えたバークリバーの「ブラボー1 A2」。

入手困難になるかもしれないという噂が日本国内で広まった結果、値段が急激に跳ね上がり、シースのクオリティまで下がってしまいました。

もし噂が広まらなければ、円安でもそれほど値上がりせず、シースもカッコイイままだったかもしれません。

値上げに伴って仕様が改悪するパターンはけっこうあります。

ナイフの値上げを防ぐには?

良いナイフを見つけても、情報を広めないことかなと思います。

ナイフはパッと見では良し悪しが分かりにくい商品なので、たとえ本当に良いものだとしても、レビューが不足していると簡単には売れません。

私も実際に一部のレビュー記事を削除する実験をしてみたところ、徐々に売れ行きが落ちていくのを確認できました。

あえてレビューしなかったナイフにおいては、けっこうな割合で値上げを防げています。

なかには値下がりしたものまであります。

こんなことを言うと、「既に入手したナイフが値上げしようが俺には関係ない」と思う人もいるかもしれませんが、

特定のナイフが値上がりすると、それに似たタイプのナイフも一緒に値上がりするので、決して無関係とは言い切れません。

また、先ほどお伝えしたように、デザインや仕様の改悪にも繋がるので、お金に余裕がある人でも確実にダメージを受けます。

私のほうから皆さんに情報を広めないでくれとは言えませんが、今後できるだけナイフの購入費用を安く抑えたいのであれば、自分の首を絞めるような発信はしないことをおすすめします。

 

 

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