ZDP189ステンレス鋼ナイフの切れ味と実用性は?実際に使ってみた感想



こんにちは!のとむらです。超高硬度な鋼材として有名な「ZDP-189ステンレス鋼」。

すでに生産終了し、この鋼材を使用したナイフは入手困難になりつつありますが、

一本だけ手に入ったので、切れ味やら実用性について検証したいと思います。

良かったらナイフ選びの参考にしてみてください。

 

ZDP-189ステンレス鋼の特徴

日立金属が開発した刃物愛好家向けの高級ステンレス鋼。

硬度が非常に高く、切れ味と刃持ちがバツグンなのが特徴。

その反面、硬さゆえに刃こぼれしやすく、研ぎにくいといった弱点があります。

また、カーボンの含有量が多いため、他のステンレス鋼と比べてサビにやすいようです。

上手く使いこなせれば最高。下手なことすると取り返しがつかなくなる、極端なステータスの鋼材と言えるでしょう。

ZDP-189ステンレス鋼が使われているナイフ

SPYDERCO(スパイダルコ)エンデューラ4 ZDP-189モデル

片手で開けるフォールディングナイフ。

軽量コンパクトで、作りも丁寧。

フルフラットグラインドのため、カット性能が非常に高いです。

ブレードが長いので食材カットでも活躍します。

ZDP-189の切れ味

コピー用紙をキレイに切ることができ、刃を当てたときの抵抗感がほとんどありません。

まるで紙が刃の通り道を空けているかのようです。

浅い角度でもご覧のとおり。

わりばしフェザースティックも、スルスルと果物の皮が剥けるように削れます。

ロマンのある鋼材

刃を入れたときの抵抗感が少ないので、切削作業そのものを楽しめますね。

さすが刃物愛好家のために開発された鋼材。ロマンがあります。

研ぎにくいとは言われていますが、普通の使用頻度なら切れ味が落ちてくるのはだいぶ先の話なので、あまり心配する必要はないかなと思います。

刃こぼれに関しても、冷凍マグロを切ったり、ひねりを加えたりしなければ大丈夫でしょう。

 


Spyderco(スパイダルコ) エンデューラ4 ZDP-189 直刃 SA-55

 

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