ナイフのメンテナンス方法をギュッとまとめてみた



こんにちは!のとむらです。大切なナイフはできるだけ良い状態に保ちたいですよね。

メンテナンス方法は探すと色々出てきますが、調べているうちに疲れてしまって、結局やらずじまいになってはいませんか?

そこで今回は、ナイフのメンテナンス方法をこの1記事にギュっとまとめてみました。

ナイフの使用前、使用後、保管時の3パートに分けて書いたので、なかなか分かりやすいと思います。

忘れちゃったら、見返しに遊びに来てください(笑)

 

使用前

・切れ味をチェックする
・ブレードの状態をチェックする
・故障個所がないかをチェックする

切れ味は常に良好な状態を保つのが良いとされていますが、研げばそのぶん刃が減ってしまうので、毎回無理に研ぐ必要はないでしょう。

ただ、あまりに切れないと怪我リスクが高まるので、その辺のさじ加減は自身で判断する必要があります。

ペーパーカットの切れ方が微妙でも…

実戦では何の問題もなかったりする。

 

次にブレードの状態について。

チップ(刃こぼれ)、ロール(めくれ)、サビがないかをチェックしましょう。

チップとロールは負担がかかると、さらに深くなる恐れがありますが、目に見えるか見えないか程度の小さなものであれば意外と大丈夫だったりします。

完全に修復しようとすると刃がけっこう減ってしまうので、私の場合は無事な刃を切れ味が落ちるまで使い切ってから研ぐようにしてますね。

サビに関しては、ワインのコルクにクレンザーを付けてこすって落としますが、どうしても落ちない場合はいったん諦めます(笑)

 

次に故障個所について。

ナイフはちゃんとしたメーカー品であれば、けっこう頑丈に作られているので故障の心配はほとんどないのですが…

思いっきりバトニングしたり、必要以上に力を込めて木を削ったりすると、ブレードが曲がったりハンドルがガタつくことがあります。

こういう不具合は簡単には直せないので、いったん使用を中止するのが無難です。何より精神的ショックがデカいので、普段からソフトに扱うことを心掛けましょう。

ハンドルが分解できるタイプの場合、長期の酷使によってボルトが緩むことがあるかもしれない。

締め直す工具は後々にでも用意しておきたいところ。

可動域が固くなっていたマルチツールに注油している様子。

こまめにメンテしておけば、いざ使うときに困らない。

使用後

・汚れ、水分、塩分を落とす
・ブレードの状態をチェックする
・故障個所がないかをチェックする

ナイフは汚れたままだとブレードが錆びたり、ハンドルがカビる原因となります。

私の場合、ハンドルに手汗がたくさん付いたときは泡をつけて洗って乾かしてますね。

海の近くで使ったときは、水に濡れていなくても塩分が付着している可能性があるので、真水で洗うようにしています。

あとは使用前のメンテと同じですね。

切れ味が研ぐほどではないけど少しだけ落ちている場合、革砥に軽くかけて切れ味をシャープな状態に戻すことで、刃の寿命が長持ちするそうです。

砥石と比べて研磨力が弱いため、刃をほとんど減らさずに切れ味を戻せるのでおすすめです。

左が革砥にかける前で、右がその後。

写真だと分かりづらいが、破けるような切れ方をしていたのが改善している。

保管時

・ブレードにサビ防止用の油を塗る
・シースタイプの場合はナイフ本体とシースを別々にする
・直射日光と高温多湿を避け、埃の被らない風通しの良い場所に保管する
・長期間使用しない場合は、定期的に状態をチェックする

最後は保管時ですね。

錆びたり、色褪せたりしないよう丁寧に保管しましょう。

私の場合は所有本数が非常に多いので、値段がそこまで高くないナイフや経年劣化に強いナイフに関してはここまで徹底しません。

錆びやすい鋼材でもオイルを塗って保管すれば安心。

とはいえ数ヶ月すると乾いてしまうので、定期的な状態チェックは必要。

革のナイフケースにクリームを塗って磨いている様子。

ケースやシースを手入れすると、よりいっそう愛着が湧いてくる。

 

以上、ナイフのメンテナンスについてでした!

 


VICTORINOX(ビクトリノックス) マルチツールオイル10ml 腐食を防止するマルチツール用オイル 【国内正規品】 4.3302

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA