スパイダルコの標準モデル【デリカ4】レビュー



こんにちは!のとむらです。数多くのフォールディングナイフを手掛けているスパイダルコ。

いろんなモデルがありますが、スタンダード的な存在と言われているのが「デリカ4」。

フォールディングナイフとしては小さいほうなのですが、男の道具って感じでカッコイイんですよね。

そこで当ブログでは、デリカ4の切れ味やメリットデメリットをレビューしたいと思います。

 

Spyderco(スパイダルコ)デリカ4

まん丸サムホールでお馴染みのスパイダルコ。

こちらのデリカ4は、スタンダード的存在と言われてみれば確かに、スパイダルコのナイフとしては普遍的なデザインですね。

最初はこのような箱に入っています。とりあえず保管には困らないでしょう。

本体はこちら。

折り畳んだ状態。ブレードオープン時よりカッコ良く見えるかも。

背面にはポケットクリップ付き。ズボンのポケットに差し込んでおけば、使いたいときにサッと取り出せます。

フォールディングナイフの良いところは、なんといっても携帯性と機動性ですよねー。

手のひらに載せた状態。重量は約64gと軽いです。

とはいえ持っているのを忘れるほどではないので、紛失リスクは少ないと思います。

写真だと重たく見えるのは、男の道具感が強いからでしょう。

鈍く輝くブレード。キンキンに刃が立っている感じがしますね。

刃厚は約2mm。このぐらいのサイズとしては普通の厚みかなと。

ワンハンドオープンが可能

デリカ4のブレード上部にはサムホールという穴が空いており、ここに親指をかけて押しあげると、片手でブレードを開くことができます。

開いたときの「カチッ」という小気味よい音がやみつきになって、何度もカチャカチャしちゃうんですよね(笑)

閉じるときは背にあるボタンを押しながら両手で行う必要がありますが、ロックバック式なのでライナーロック式よりも強度はあります。

個人的に閉じるときはそんなに急がないので、この仕様はありがたいです。

手に持つとこんな感じですが、握り込むには少々無理があるので・・・

実際は親指をブレードの背に親指をのせて使うことになると思います。

切れ味

それでは切れ味を見てみましょう。まずはコピー用紙から。

なんの引っかかりもなくスムーズに切れました。

浅い角度で刃を入れてもキレイに切れます。す、すげえや。

続いてわりばしフェザースティック。原型を留めないほどサクサク削れます。

刃のどの部分で削っても切れ味に差がありませんでしたね。えげつないくらい刃付けが精密。

続いて直径3センチほどの堅い枝をフェザースティック。

こちらも焚き付けには十分な削れ具合です。けっこう力をかけちゃったんですが、歪んだりしなかったので剛性は強いほうだと思います。

続いて直径6センチほどの普通サイズのトマトをカット。

さすがに刃が短いので一回ではスライスできませんでしたが、ノコギリのようにギコギコ動かすことでキレイに切れました。

ブレード鋼材

スパイダルコデリカ4のブレード鋼材は「VG10」。

切れ味が良く、長切れし、錆びにくく、研ぎやすい。

バランスの良さが魅力の高級鋼材です。

ハンドル材

ハンドル材はFRN(ガラス繊維強化ナイロン)。

強度があり、水濡れや汚れに強いのがメリットです。

手にフィットする形状で持ちやすく、滑り止めのチェッカリングが刻まれています。

メリット

・軽量コンパクト
・切れ味が良い
・すぐに取り出せる
・滑りにくい

釣った魚を締めるときや、ロープを切るときなど、瞬間的にナイフが必要になる場面で便利そうですね。

デメリット

・大きいものを切ったり削ったりするのは不向き

見た目どおり小さいので、できることには限界がありますね。

力仕事は頑丈なフルタングナイフに任せるのが良いと思います。

このナイフを買った理由

スパイダルコのスタンダードを1本おさえておきたかったのと、機動性に特化したナイフが欲しかったからです。

薪集めをしていると、「ここだけちょっと切り取りたいなー」っていう場面があったりするんですが、

そういうときにズボンのポケットからサッと取り出せるフォールディングナイフがあると便利なんですよね。

カッコ良くて素材も優秀なので気に入っています。

 


スパイダルコ(Spyderco) デリカ4 VG-10 フルフラットブレード ブラック 直刃 C11FPBK

 

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