こんにちは!のとむらです。ブッシュクラフトで色々なナイフを使い比べているうちに、それぞれの特性やメリットデメリットが分かってきて・・・
自分が理想とするブッシュクラフトナイフ像が見えてきました。
そこで当ブログを通して、自分なりの研究結果をレポートしていきたいと思います。
第1弾は、切れ味はどの程度必要かについてです。
切れ味が良いナイフとは?
・紙がスーッとキレイに切れる
・産毛がスルスルと剃れる
・フェザースティックがフワフワになるほど薄く削れる
一般的にというか、多くのナイフユーザーには、このような状態を切れ味が良いと定義されている気がします。
私はナイフで産毛を剃るのは嫌なので絶対にやりませんけどね!
レビューなどを見ていると、箱出し状態で自分が求める切れ味に届いていなければ、研ぎ直すという人も多いです。
ブッシュクラフトナイフに必要な切れ味は?
まずブッシュクラフトでは木を割ったり削ったり、食材を切るときにナイフを使うので、
紙がスーッと切れるほどのシャープさは必要ないと思います。
フェザースティックが焚き付けに使える程度に削れて、ノッチ付けが手指を痛めずにできるなら十分と言えるでしょう。
そのぐらいの切れ味があれば、チョッピングやバトニングも問題なくこなせます。

たとえば、こちらのケーバーのベッカーBK2。
箱出し状態では紙をキレイに切れませんが・・・

実戦でのフェザースティックはご覧の通り。
持ち前のパワーを活かして、ゴリゴリ削ることができます。

当然バトニングも問題なし。
火種にファイヤースターターを使いたい、それも自分で削ったフェザースティックに火花を飛ばして着火させたいというのであれば、紙がスーッと切れるほどのシャープさは必要ですが、
マッチやライターなど、着火手段はいくらでもあるので、ファイヤースターターにこだわらなくてもいいと思います。
というか、本当に原始的な着火にこだわるのであれば、ファイヤースターターですら邪道なはずです。
ちなみに私は普通のマッチを使っています。
100均で手に入り、長期保存が可能で、なかなか着火しないときには複数本まとめて投入するなどの応用が利くので、めっちゃ便利です。
切れ味より耐久性を優先
たまにフルスカンジといって、刃がキンキンに尖っているナイフがあったりするんですけど、
チョッピングやバトニングしたときに刃こぼれするリスクが高いので、
そういった場合は、使用前に小刃を付けて耐久性を上げるようにしています。
小刃を付けると切れ味は多少落ちますが、刃こぼれするよりはマシです。
まとめ
切れ味MAXを100とすると、私がブッシュクラフトナイフに必要だと思う切れ味は60〜80ぐらいですね。
ちょっと切れ味が悪いくらいのほうがナイフらしくてカッコイイんじゃないかなと、前向きに捉えています。
研ぐのが下手な自分への言い訳でもありますが(笑)

KA-BAR アウトドアナイフ カンパニオン ベッカー BK22
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