こんにちは!のとむらです。フェザースティックを作るのに最適なエッジ形状といえばスカンジグラインド。
多くはフィクスドタイプのナイフですが、フォールディングタイプもあるんですよね。
そこで今回は、ヘレナイフの隠れ名作モデル「クレッテン」を紹介したいと思います。
Helle(ヘレナイフ)クレッテン
![](http://thumbnail.image.rakuten.co.jp/@0_mall/upi-outdoor/cabinet/helle/imgrc0067983810.jpg?_ex=128x128)
ノルウェーに拠点を置くヘレナイフ。
こちらのクレッテンは、かわいらしく、温かみのある雰囲気ですね。
ヘレナイフ特有の美しさも健在。威圧感をほとんど感じません。
![](https://tarusagashi.com/wp-content/uploads/2023/11/kletten-2.jpeg)
お洒落な筒状のパッケージ。ヘレナイフ界隈では、捨てずに保管するのが共通認識になっている気がします。
![](https://tarusagashi.com/wp-content/uploads/2023/11/kletten-3.jpeg)
内容物はこんな感じ。
![](https://tarusagashi.com/wp-content/uploads/2023/11/kletten-4.jpeg)
説明書の雰囲気も良いですね。英語だけどイラスト付きで分かりやすい。
![](https://tarusagashi.com/wp-content/uploads/2023/11/kletten-5.jpeg)
それではナイフ本体を見ていきましょう。
![](https://tarusagashi.com/wp-content/uploads/2023/11/kletten-6.jpeg)
小ぶりながら本物感のあるブレード。
![](https://tarusagashi.com/wp-content/uploads/2023/11/kletten-7.jpeg)
刃長は約55mmと必要最小限の長さ。
ブレード形状は緩やかなドロップポイント。
エッジ形状は冒頭でお伝えした通り、スカンジグラインドです。
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刃厚は約2.7mm。
薄すぎないので、耐久性に期待できます。
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反対側はこんな感じ。
ネイルマーク(爪を引っかける溝)が付いているので、開きやすいです。
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ロック機構は、強固なロックバック式。
安心して力をかけられます。
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折り畳んだ状態。
![](https://tarusagashi.com/wp-content/uploads/2023/11/kletten-12.jpeg)
手のひらに収まるサイズ感で、衣服のポケットにも簡単に入るのがメリットです。
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ハンドル材はカーリーバーチ。
サラサラした質感です。
![](https://tarusagashi.com/wp-content/uploads/2023/11/kletten-14.jpeg)
手に持った状態。私は手が大きいほうですが、しっかりと握れます。
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親指を添えないパターンも良い感じ。
フェザーをできるだけ薄く作りたいときはこの持ち方がやりやすいです。
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別の角度から見てみましょう。
無理のない握りができているのがお分かりいただけると思います。
![](https://tarusagashi.com/wp-content/uploads/2023/11/kletten-17.jpeg)
こんなに小さいのに、フィクスドナイフのような感覚で握れるのは希少です。(しかもスカンジで)
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付属の革紐を取り付け、首にぶら下げてみました。
しっかりと存在感のある重みがありながら軽く、とても不思議な感覚です。
試しに3時間ぐらいそのままにしてみましたが、まったく首が痛くなりませんでした。
ネックナイフとしても活躍しそうです。
箱出し状態の切れ味
それでは切れ味を見てみましょう。まずはコピー用紙から。
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少し引っかかりますが、キレイに切れました。
続いて、わりばしフェザースティック。こりゃヤバいですね。原型を留めないほどサクサク削れます。
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点数で表すと95点といったところでしょうか。
フィールドテスト
それではフィールドテストといきましょう。
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割った薪でフェザースティックを作ってみました。
わりばしより堅い木ですが、やはりサクサク削れますね。
焚き付けには十分すぎるでしょう。
ブレード鋼材
ヘレナイフ クレッテンのブレード鋼材は「12C27」。
ノルウェー製のステンレス鋼で、刃持ちが良く、錆びに強いのが特長。
大きな欠点のない、バランスのとれた鋼材です。
このナイフを買った理由
ポケットに入るフェザースティック専用ナイフが欲しかったからですね。
私はブッシュクラフトをするとき、破壊力重視のナイフを使うことが多いのですが、
薪を割った後にポケットからクレッテンを取り出して、フェザースティックを作ると、流れ的に自然で心地良いんですよね。
焚き火を眺めながら、ゆったりと木彫りするのも楽しそうです。
![](http://thumbnail.image.rakuten.co.jp/@0_mall/upi-outdoor/cabinet/helle/imgrc0067983810.jpg?_ex=64x64)
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