こんにちは!のとむらです。世界には魅力的なナイフがたくさんありますが、外見だけでは分からない部分も多いですよね。
そこで当ブログでは、私が実際に手にしたナイフのレビューをしたいと思います。
今回はモーラナイフのバークリバーのブラボー1です。
BarkRiver(バークリバー)ブラボー1 A2
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アメリカに拠点を置くバークリバー。
こちらのブラボー1は、無骨でクセのないデザインですね。
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ドシッと重厚なブレード。
小傷が付くほど味わい深くなります。
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革砥で研いでいるため、刃先がキラキラです。
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刃長は約108mmと、シースナイフとしては標準的な長さ。
ブレード形状は万能型であるドロップポイント。
エッジ形状は切れ味と耐久性に優れ、木を抉る力が強いコンベックスグラインドです。
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反対側はこんな感じ。
![](https://tarusagashi.com/wp-content/uploads/2023/04/bravo1-7.jpeg)
刃厚は約5.5mmのフルタング。
このサイズのナイフとしてはトップクラスの厚みとなっています。
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ハンドル材は、耐久性と耐水性が最強クラスのキャンバスマイカルタ。
こちらの旧モデルは少し角張っており、タングの肉抜き範囲が広いため軽いのですが…
現行モデルは丸みがあり、肉抜き範囲が狭まったのか、体感重量が増しています。
肉抜きによる耐久性の不安はたびたび指摘されていたので、現行モデルで改良されたのかもしれません。
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また、旧モデルはハンドルとタングの隙間から接着剤がじわじわと染み出してしまうのですが、現行モデルでは完全に解消されています。
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手に持った状態。
吸い付くようなグリップで、ずっと握っていたくなります。
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ハンドルは少し長いですが、チョッピングする際に後ろ側を持つことによって威力を上げることができます。
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付属のレザーシース。
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現行モデルは袋のようなシンプルな形状になっており不評ですが、
タングの肉抜きと接着剤の件が解消されたことを考えると、ナイフ本体の品質は向上しています。
箱出し状態の切れ味
それでは切れ味を見てみましょう。まずはコピー用紙から。
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わずかに引っかかりますが、スムーズに切れました。
力が刃先に集中しているような感覚があります。
点数に表すと90/100点といったところですね。
フィールドテスト
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枝をチョッピング。
コンベックスグラインドのため食い込みが良く、少ない打ち込み数で切断できました。
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続いてバトニング。
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刃厚5.5mmは伊達じゃないですね。
かるく叩くだけでスコン!と爽快に割れてくれます。
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刃こぼれなし。靭性も高いようです。
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フェザースティックはコンベックスであるがゆえ、深く入りやすい性質がありますが、切れ味そのものは良いです。
慣れればスカンジグラインドに匹敵するパフォーマンスを発揮します。
ブレード鋼材
こちらのモデルのブレード鋼材は「A2」。
工具鋼と呼ばれる炭素鋼で、適度に硬いので切れ味が良くて研ぎやすく、刃こぼれしづらいのが特長。
錆びやすいのが弱点です。
炭素鋼のなかではやや高級な部類に入ります。
メリット
・切れ味と耐久性がどちらも優れている
・刃持ちがなかなか良く、刃こぼれしづらい
・チョッピング、バトニング、フェザースティック性能のいずれも高水準
・これ一本でブッシュクラフト作業を完結できる
・ハンティングナイフとしても人気
・革砥との相性が良く、誰でも簡単に研ぐことができる
デメリット
・標準サイズのシースナイフとしては少し重い
・錆びやすい
・シースが本革なので、長期間入れたままだと錆びる
・刃が厚いため食材カットには不向き
・値段が高く、素材がデリケートなので気を使う
このナイフは買いか?
個人的には買いですね。
標準的なシースナイフのサイズ感で、ブッシュクラフト作業が完結できるところが素晴らしいです。
デザインも格好良く、使い込むほど味わい深くなるので、一生の相棒となり得ます。
値段が高いので簡単におすすめできる代物ではありませんが、妥協して買ったナイフを何十本と持つよりは所有欲が満たされると思います。
![](http://thumbnail.image.rakuten.co.jp/@0_mall/e-knife/cabinet/pic/bark_river/imgrc0170753327.jpg?_ex=64x64)
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こちらはブラボー1より刃長が少し長く、より実用的なブラボー1.25。
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