ソロストーブライトの購入レビュー。火起こし苦手な私でも簡単に使えた



こんにちは!のとむらです。わたしは趣味でブッシュクラフトをしているのですが、火起こしはけっこう苦手です。

そこでソロストーブライトという、一人用の小さなネイチャーストーブを買ってみたのですが、めっちゃ簡単に火が起こせました!

というわけで今回は、ソロストーブライトの使用感・サイズ感・火力についてレビューしてみたいと思います。

 

Solo Stove(ソロストーブライト)

サイズ:高さ約10cm×幅約10.8cm(収納時)
重量:約255g
材質:ステンレス

落ち葉や小枝など、自然にあるものを燃料にして焚き火ができるソロストーブ。

アメリカテキサス州のとあるアウトドア愛好家が、ストーブを買おうと探したけどなかなか良いものが見つからず、自分で開発したのが誕生のきっかけと言われています。

サイズは数種類あり、こちらの「ソロストーブライト」は一番小さいモデルです。

本体はこんな感じ。

最初はキレイですが、1回でも使えば煤(すす)まみれになるので、開き直ってガンガン使い倒せます。

ゴトクは逆さまにすることで中にしまえます。

そしてこちらが付属のスタッフバッグ。見た目もおしゃれで使い勝手良いです。

ソロストーブ独自の特徴


側面には穴が開いており、ここから空気が入り込むことで燃焼効率が上がる。

同じぐらいの大きさのネイチャーストーブに「バーゴヘキサゴンウッドストーブ」や「ファイヤーボックス」というカッコ良くて人気が高い製品もあるのですが・・・

これらは底がないので、受け皿を別で用意しないと灰が落ちてしまうんですよね。

ソロストーブは底があるので灰が落ちる心配がありません。

そういう理由があって、私はあえてこれを選びました。

使い方

ではさっそく火をつけてみましょう。

ソロストーブは「二次燃焼」とかいう、燃焼効率が高い構造になっているので、簡単に火がおこせます。

1:燃えやすい落ち葉を中央あたりに入れて、小枝をサイドに何本か斜めに立てかけます。

火は下から上へと燃え上がる性質を持っているので、斜めにするとよく燃えてくれるんですね。

ぎゅうぎゅうに詰め込みすぎると酸素が通らなくなって、燃えにくくなるので注意です。


2:中に入っている葉に火をつけて、周りに燃え移るのを待ちましょう。

奥まで手を入れやすいマッチを使うのがおすすめです。本体が風防の役割を果たしてくれるので、風が強くてもマッチ4~5本あれば余裕で点火できます。


3:火が激しくなったらチャンス。ちょっと太い枝を投入しましょう。

あらかじめナイフでフェザースティックを作っておくと燃えやすいです。


4:枝が燃えてくれたらひとまずは安心。あとは定期的に枝をくべるだけでずっと燃え続けてくれます。

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2018年1月14日

串焼きのやり方

ソロストーブは上にケトルを載せてお湯を沸かしたり、フライパンを載せて炒め物ができるくらいの火力があります。

そういう使い方も良いのですが、ウインナー、チーズ、マシュマロなどを串に刺してあぶって食べるのもおすすめです。

鉄串なら100均で買えるし、お皿も箸もいらないのでお手軽ですからね。


やり方はとっても簡単。枝を何本か燃やして燠(おき)ができたら、そこに食べ物を近づけるだけ。

(※熾とは、赤い炭火になった状態のことを言います。温度低そうに見えてめちゃくちゃ熱いので注意)

BBQと同じで、炭火になったら焼き始める感じですね。

激しく燃えているときに炎に直接あてると、煤がついて真っ黒になり、芯に火が通る前に外側が焦げてしまうので注意してください。

燠ができればすぐに火力は落ちないですし、弱まっても葉と枝を入れればすぐに復活するので、焦らなくて大丈夫です。


ウインナーを燠に近づけます。


パンッと破裂したところは良い感じに焼けた証。おいしそうですね。


続いてカマンベール入りチーズです。


チーズは中がトロトロになると、横に回転するようになります。

あぶりすぎると溶けて串から落ちてしまうので注意。

今回はやらなかったですが、マシュマロもチーズと同じ要領です。横にくるくる回転するようになったら食べ頃。

ちなみにあぶりすぎると燃えてしまいます。


まだ少し火が残っていますが、燃焼効率が高いおかげでちゃんと燃え尽きます。

デメリット

ソロストーブには以下のようなデメリットがあります。参考までにどうぞ

・一体構造なので、完璧には洗えない

・炎が小さいので、こまめに枝を投入しないといけない

ソロストーブライトがおすすめな人

・ソロでの使用がメイン
・荷物をできるだけ少なくしたい
・焚き火は好きだけど火を起こすのが苦手
・灰を地面に落とさず集めたい
・ガス缶やアルコールなど、危険につながる燃料を持ちたくない
・風防を用意したくない

こんな感じで、できるだけ自然のものを利用したい人に向いていると言えますね。

枝や葉がたくさん落ちている場所でこそソロストーブは真価を発揮しますが、手に入らない場所でも、炭やわりばしを上手く利用すれば七輪のように使えるので便利です。


Solo Stove ソロストーブ

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