こんにちは!のとむらです。私はソロキャンプやおうちキャンプをするとき、焚火や固形燃料などのアナログな方法で調理をすることを好んでいるのですが、薪が手に入りにくい場所や、風が強い日などはスムーズにいかないことがあります。
そんなときの最終兵器として用意したのがシングルバーナー。
そこで今回は、強風をものともせず高速でお湯が沸かせる、SOTO製シングルバーナー「マイクロレギュータ―ストーブ ウインドマスター」を紹介したいと思います。
SOTO(ソト)マイクロレギュータ―ストーブ ウインドマスター SOD-310
SOTOはアウトドア用のバーナー、ランタン、調理器具を多く作っているメーカー。
特にバーナーにおいてはグッドデザイン賞を受賞するほど優れた製品を輩出しています。
今回ご紹介するのは、2013年度グッドデザイン賞を受賞したシングルバーナー「マイクロレギュータ―ストーブ ウインドマスター」。ちょっと名前が長いのでここからはウインドマスターと呼ぶことにします。
サイズ:幅47mm×奥行51mm×高さ88mm
重量:約67g
最大火力:2800kcal/h
数値だけ言うと分かりにくいのですが、手の平から少しはみ出るくらいのサイズ。重量は他のメーカーと比べて軽いほうです。
燃焼時間は「SOTO パワーガス250トリプルミックス SOD-725T」で約1.5時間。「SOTO パワーガス105トリプルミックス SOD-710T」で約0.68時間。
ちなみにこの2つのガス缶、内容量が2倍以上も違うのに価格が数十円しか変わらないので、250のほうがお得です(どちらもほぼ500円)
標準付属の収納ケースに入れた状態。嬉しい黒のナイロン素材。
ガス缶に取り付けるとこんな感じ。
とにかく風に強い
このバーナーの最大の特徴は、風に強いことです。バーナーヘッド部分が、すり鉢状の構造になっており、横風にあおられにくくなっています。
私も実際に風が強い日の海岸で使ってみたのですが、500mlほどのお湯も5分ぐらいで沸きました。炎の先がちゃんとクッカーの底にあたるんですよね。
炎が縦にまっすぐ伸びる
ウインドマスターは炎の出方も特徴的です。他メーカーのバーナーのように横に広がるのではなく、縦方向にまっすぐ伸びる一点集中砲火式。
炎がすべて対象物にあたるのでエネルギーにムダがありません。
火力最大時。もはや火炎放射器ですね。あとで計ったら火柱が30cmはありました。
ちなみに点火方法は圧電点火方式。つまみを回してガスを出した状態で、赤いスイッチを押すと点火します。
自動で点火するのがメリットですが、標高の高い場所や風の強い状況ではなかなか点火しないこともあるそう。備えとしてライターやマッチを持っておきましょう。
湯沸かし時間を計測
では、湯沸かし時間を計測してみましょう
気温:5℃
風速:4m/s
湯量:600ml
缶:SOTO パワーガス トリプルミックス
火力:最大
上記の条件で、スノーピークの「トレック900」にフタをかぶせて計測してみたところ、約3分30秒で沸騰しました。
東京近郊なら冬キャンプでも使えそうですね。
ただし、缶が冷えるとパワーダウンしてしまい、チョロ火になってしまいます。冬に使うときは、缶が冷える前に最大火力で一気に沸かしたほうが良さそうです。
デメリット
・標準のゴトクが小さくて作りが弱い
・圧電点火方式のため、高地や風の強い状況ではライターやマッチが必要になる場合がある
・弱火にしすぎると風で消えてしまうことがある
デメリットはこれらですね。標準で付いてくるゴトクにやや難がある印象です。
風で消えちゃう問題に関しては弱火を使わなければOKです。強火にすると燃料がもったいないイメージがありますが、ウインドマスターは炎がムダに広がらないため、強火でガーッとやったほうが結果的に節約になります。
まとめ
風が強い日でも強力な火力が出せるシングルバーナーはとても頼りになります。
ソロキャンプのときは、あえて非効率なやり方で火をおこして楽しむのもオツですが、誰かと一緒にするキャンプでは相手の待たせる時間も考えなければいけませんよね。
こういう便利な道具も状況に応じて使い分けたいところです。
ソト(SOTO) マイクロレギュレーターストーブ ウインドマスター SOD-310
こちらは最も安い、標準のゴトクが付いたもの。
ソト(SOTO) マイクロレギュレーターストーブ ウインドマスター&フォーフレックスセット SOD-310/SOD-460
本体+標準ゴトク+別売りゴトクのお買い得セット。
ソト(SOTO) マイクロレギュレーターストーブ ウインドマスター【専用4本ゴトク フォーフレックス/250パワーガス付きお買い得スタートセット】 SOD-310/SOD-460/SOD-725T
本体+標準ゴトク+別売りゴトク+ガス缶のセット。ガス缶をアマゾンで単体で買うと配送料が高くつくので、すぐに使う予定があるのであればおすすめです。
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