モーラナイフのエルドリス使用レビュー。バトニングできるポケットタフナイフ



こんにちは!のとむらです。ポケットサイズのナイフってなんかいいですよね。部屋に置いていても邪魔にならないし、ちょっと切りたいなっていうときに便利です。用がなくてもつい手に取りたくなります(笑)

そこで最近買ったのがモーラナイフのエルドリス!

今回はこちらのレビューをしてみたいと思います。

 

MOREKNIV(モーラナイフ) エルドリス

刃長:約59mm
刃厚:約2mm
重量:約80g
ブレード鋼材:12C27ステンレス鋼
エッジ形状:プロファイル・グラインド

ハンドル材:TPEラバー。中央部分はポリプロピレン

 

スウェーデンに拠点を置くモーラナイフ。

こちらのエルドリスは切り出しナイフのような形が印象的ですね。

まるっとしてかわいく、威圧感がありません。

カラーバリエーションは5種類。

わたしは青色が好きなのでBlueモデルを買いました。

かわいい見た目に反して鋭いブレード。

ブレード形状は多目的に使えるユーティリティー。

エッジ形状はプロファイルグラインド。刃の先端に向かうにつれ薄くなっているのが特徴です。

根本側はほぼスカンジグラインドなので木を削る作業がやりやすく、先端側は切る作業に向いています。

反対側はこんな感じ。

刃厚は約2mmのナロータング。

鋼材がハンドルの奥まで届いているのでフルタング並みの耐久性があります。

峰でファイヤースターターを擦って火花を飛ばすことも可能です。

ハンドル材はTPEラバーで中央部分はポリプロピレン。

滑りにくく、水濡れに強い構成となっています。

付属のプラスチックシース。

しっかりとはまるので、ナイフが抜け落ちる心配がありません。

それでいて固すぎず、片手で楽に取り出せます。

ちょうど片手にポンと乗るくらいのサイズ感。

ジャケットの内ポケットに入れるのに最適です。

実際にナイフを握った状態。

私は手が大きいほうですが、小指までちゃんと乗っかります。

ハンドルに膨らみがあるため握りやすく、強く握り込んでも手が痛くなりません。

色々と考え尽くされたハンドル設計ですね。

ハンドルがどうしても短く感じる場合は、シースをかぶせて延長させるという裏ワザもあります。

箱出し状態の切れ味

では気になるエルドリスの切れ味を見てみましょう。

コピー用紙は多少切り口が荒いですが、スパッと切れました。

続いて、わりばしフェザースティック。

こちらもサクサク削れます。根本側が特にやりやすいですね。

切れ味を点数で表すと80/100点といったところですが、削りだけなら90点はあるかなと思います。

実用性

エルドリスの最大利点は、ポケットサイズでありながら万能で頑丈なところです。

フェザースティック、バトニング、ファイヤースターター、食材カットなど、あらゆる使い方に対応しているため、

いざというときに頼りになる安心感があります。

サイズ的に割るのが難しそうな薪でも・・・

ブレードがちょっとでもはみ出していれば叩けるので、端のほうから割っていけば・・・

このようにバラすことができます。

刃こぼれなし。ハンドルにガタつきなし。

靭性と耐久性は十分と言えるでしょう。

フェザースティックもご覧のとおり。

コーヒー1杯分のお湯を沸かすぐらいなら、エルドリスだけで対応できそうですね。

リンゴは突き刺してぐるっと回転させれば真っ二つに切れます。

先端側は刃が薄いだけあって突き刺しやすいです。

森の中にエルドリスとリンゴだけ持って行って食べるのもシンプルに楽しそうですね。

ブレード鋼材

エルドリスのブレード鋼材は「12C27」

ノルウェー製のステンレス鋼で、刃持ちが良く、錆びに強いのが特長。

大きな欠点のない、バランスのとれた鋼材です。

使い道

私の場合、ブッシュクラフトでのサブナイフとして持って行くことが多いですね。

フェザースティックを作ったり、薪をバトニングして細かくするのに使います。

ポケットからサッと取り出せるので、邪魔な藪を切り落としたいときにも便利です。

 


モーラナイフ Morakniv Eldris Standard (Yellow)

他のカラーも選べます。

 

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