こんにちは!のとむらです。世界には魅力的なナイフがたくさんありますが、外見だけでは分からない部分も多いですよね。
そこで当ブログでは、私が実際に手にしたナイフのレビューをしたいと思います。
今回はモーラナイフのエルドリスです。
MOREKNIV(モーラナイフ) エルドリス
![](https://images-fe.ssl-images-amazon.com/images/I/31H-RVcGVrL._SL500_.jpg)
刃長:約59mm
刃厚:約2mm
重量:約80g
ブレード鋼材:12C27ステンレス鋼
エッジ形状:プロファイル・グラインド
ハンドル材:TPEラバー。中央部分はポリプロピレン
スウェーデンに拠点を置くモーラナイフ。
こちらのエルドリスは切り出しナイフのような形が印象的ですね。
まるっとしてかわいく、威圧感がほとんどありません。
![](https://tarusagashi.com/wp-content/uploads/2023/03/eldris-2.jpeg)
カラーバリエーションは5種類。
わたしは青色が好きなのでBlueモデルを買いました。
![](https://tarusagashi.com/wp-content/uploads/2023/03/eldris-3.jpeg)
かわいい見た目に反して鋭いブレード。
![](https://tarusagashi.com/wp-content/uploads/2023/03/eldris-4.jpeg)
ブレード形状は多目的に使えるユーティリティー。
エッジ形状はプロファイルグラインド。刃の先端に向かうにつれ薄くなっているのが特徴です。
根本側はほぼスカンジグラインドなので木を削る作業がやりやすく、先端側は切る作業に向いています。
![](https://tarusagashi.com/wp-content/uploads/2023/03/eldris-5.jpeg)
反対側はこんな感じ。
![](https://tarusagashi.com/wp-content/uploads/2023/03/eldris-6.jpeg)
刃厚は約2mmのナロータング。
鋼材がハンドルの奥まで届いているのでフルタング並みの耐久性があります。
スパイン(ブレードの背)は角が立っているので、ファイヤースターターを擦って火花を飛ばすことも可能です。
![](https://tarusagashi.com/wp-content/uploads/2023/03/eldris-7.jpeg)
ハンドル材はTPEラバーで中央部分はポリプロピレン。
滑りにくく、水濡れに強い構成となっています。
![](https://tarusagashi.com/wp-content/uploads/2023/03/eldris-8.jpeg)
付属のプラスチックシース。
しっかりとはまるので、ナイフが抜け落ちる心配がありません。
それでいて固すぎず、片手で楽に取り出せます。
![](https://tarusagashi.com/wp-content/uploads/2023/03/eldris-9.jpeg)
ちょうど片手にポンと乗るくらいのサイズ感。
ジャケットの内ポケットに入れるのに最適です。
![](https://tarusagashi.com/wp-content/uploads/2023/03/eldris-10.jpeg)
手に持った状態。
私は手が大きいほうですが、小指までちゃんと乗っかります。
ハンドルに膨らみがあるため握りやすく、強く握り込んでも手が痛くなりません。
ただ、少しベタつきがありますね。
![](https://tarusagashi.com/wp-content/uploads/2023/03/eldris-11.jpeg)
ハンドルがどうしても短く感じる場合は、シースをかぶせることで延長できます。
箱出し状態の切れ味
それでは切れ味を見てみましょう。まずはコピー用紙から。
![](https://tarusagashi.com/wp-content/uploads/2023/03/eldris-12.jpeg)
多少切り口が荒いですが、問題なく切れました。
![](https://tarusagashi.com/wp-content/uploads/2023/03/eldris-13.jpeg)
続いて、わりばしフェザースティック。
こちらもサクサク削れます。根本側が特にやりやすいですね。
切れ味を点数で表すと80/100点といったところですが、削りだけなら90点はあるかなと思います。
フィールドテスト
![](https://tarusagashi.com/wp-content/uploads/2023/03/eldris-15.jpeg)
このサイズだとチョッピングは全く期待できないので、バトニングからやってみましょう。
![](https://tarusagashi.com/wp-content/uploads/2023/03/eldris-16.jpeg)
ブレードが短いので、端のほうから割っていきます。
![](https://tarusagashi.com/wp-content/uploads/2023/03/eldris-17.jpeg)
リーチが短いので効率的とは言えませんが、バラすことができました。
![](https://tarusagashi.com/wp-content/uploads/2023/03/eldris-18.jpeg)
刃こぼれなし。ハンドルにもガタつきなし。
靭性と耐久性は十分ですね。
![](https://tarusagashi.com/wp-content/uploads/2023/03/eldris-19.jpeg)
割った薪でフェザースティック。
サクサクと削れました。やはりこれが一番の得意分野かなと思います。
食材カット
![](https://tarusagashi.com/wp-content/uploads/2023/03/eldris-14.jpeg)
リンゴを切れるか挑戦。
サイズ的にギリギリですが、どうでしょうか。
![](https://tarusagashi.com/wp-content/uploads/2023/03/eldris-20.jpeg)
いったん突き刺して回しながら切り進めることで、2つに割ることができました。
森の中にエルドリスとリンゴだけ持って行って食べるのもシンプルに楽しそうですね。
ブレード鋼材
エルドリスのブレード鋼材は「12C27」。
ノルウェー製のステンレス鋼で、刃持ちが良く、錆びに強いのが特長。
大きな欠点のない、バランスのとれた鋼材です。
メリット
・フェザースティック性能が高い
・軽量コンパクトでポケットに入れやすい
・フルタング並みの強度がある
・ファイヤースターターに対応している
・水濡れや汚れに強い
・紐を通せばネックナイフにもなる
デメリット
・ブレードが短いため、バトニングと食材カットは非効率
・ハンドルがややベタつく
このナイフは買いか?
個人的には微妙ですね。
小さいながら頑丈で魅力的なナイフだとは思いますが、正直フェザースティックとファイヤースターターの着火ぐらいにしか使えないので…
![](https://tarusagashi.com/wp-content/uploads/2023/02/garberg-18.jpg)
チョッピングとバトニングがそこそこできるガーバーグを買ったほうが良いと思います。
火花の飛び具合も、エルドリスより上です。
ハンドルもベタベタしません。
![](https://tarusagashi.com/wp-content/uploads/2024/01/opinel-s14.jpeg)
それか細かい作業が目的なら、オピネルの8番か9番のほうがブレード長いので使いやすいです。
ファイヤースターターに対応しているうえに、値段も安く済みます。
オイル漬けの儀式も必要ありません(むしろやらないほうが良いくらい)
参考になれば幸いです。
![](https://images-fe.ssl-images-amazon.com/images/I/31H-RVcGVrL._SL160_.jpg)
モーラナイフ Morakniv Eldris Standard (Yellow)
![](http://thumbnail.image.rakuten.co.jp/@0_mall/upi-outdoor/cabinet/05603318/10000156_2.jpg?_ex=64x64)
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