こんにちは!のとむらです。グレンスフォシュの斧にはいくつか種類がありますが、
特に人気が高いのが「アウトドアアックス」というモデルです。
そこで今回は、こちらの品質、切れ味、薪割りの威力などをレビューしつつ、人気の理由を考察していきたいと思います。
Gransfors Bruk(グレンスフォシュ・ブルーク)アウトドアアックス 425

スウェーデンに拠点を置くグレンスフォシュ・ブルーク。
こちらのアウトドアアックスは、温かみのある雰囲気を残しつつ、どこかスタイリッシュですね。
一本一本、手作業で製作されており、ヘッド部分には担当した職人さんのイニシャルが刻印されています。

実物はこんな感じ。

シャキッとした輝きを放つエッジ。

ヘッド側面の形状。
斧としては刃長が短く、付け根には鉄製のプロテクトカバーが付いています。

エッジ形状はやや鈍角のコンベックスグラインド。
形状から察するに、一点に集中するパワーが高そうですね。

反対側はこんな感じ。

柄は強度の高いヒッコリー材。
手作り感を残しつつ、丁寧な仕上げです。

こちらのロゴは、アマにオイルを塗ることでよりハッキリと見えるみたいですが、塗らなくても使っていくうちにハッキリしてくるので特に気にしていません。

手に持つとこんな感じ。
重量は約590gと、手斧としてはなかなか軽量。
重心はややヘッド寄りでバランスが良いため、体感的には数値以上に軽く感じますね。
手ざわりはサラサラで、それでいて滑りにくいので、しっかりと握れます。

付属のレザーシースは、しっかりとした作りで経年変化を楽しめる質感。
植物タンニンでなめされており、水が染み込みにくいそうです。

ボタン固すぎず柔らかすぎず。パチッといい音で留まります。

反対側から見てもカッコイイです。

こちらは付属の「斧の本」。
切れ味・威力
それでは切れ味を見てみましょう。まずはコピー用紙から。

少し破けた感じになってしまいますが、問題なく切れました。斧としてはシャープなエッジです。

続いて、わりばしフェザースティック。
形状的に薄く削るのは難しいですが、刃がスッと入ります。
実用性
アウトドアアックスの最大利点は、驚異的な破壊力と取り回しの良さにあります。
細かい作業は苦手ですが、大きな木を一気にバラしたいときに役立ちます。
体感的に軽いので、長時間振り回しても疲れにくいです。

フィールドにて直径5mmほどの枝をチョッピング。
刃の食い込みが良いのはもちろん、鈍角なコンベックスグラインドのため、打ち込むたびにメキメキと枝の芯を破壊している感覚があります。

あっという間に切断できました。

2mを超える大きな枝も、10分とかからず手頃な長さにできます。
ヘッドがややコンパクトで軽量のため、振り回しやすいです。

直径1cm程度の小枝なら一撃で切断。

柄を短く持ち、叩くように削ることで、ペグを手早く作れます。

続いて薪割り。
薪を水平に持ち、土台に叩きつけるスタイルで行います。
刃厚が大きいため、引き裂く力が強いですね。挟まりにくいし、挟まってもすぐに救出できます。

見事に割れました。

さて、ここで刃の状態を見てみましょう。
チョッピングの際、振り抜いて地面の石に当ててしまい、ロールしてしまいました。
アウトドアアックスの場合、「切断できるまであと5発ぐらいかな?」というような削れ具合でも、次の一撃でいきなりへし折れることがあるので注意が必要です。
それだけ威力が高いということなのですが・・・できるだけ土台の上でやることをおすすめします。

割った薪でフェザースティック。
こちらは申し訳程度ですね。ナイフに任せたほうが良いでしょう。
鋼材・製作方法
アウトドアアックスのヘッド部分は、スウェーデン鋼を鍛造したもの。
一般的な斧よりも叩く回数が多いため、刃先が薄く鋭利に仕上がっており、
硬すぎず柔らかすぎない絶妙な硬度のため、切れ味、刃こぼれのしづらさ、研ぎやすさのバランスに優れています。
表面は錆びにくいよう磨き上げられており、シースを付けたまま室内で数ヶ月保管してても錆びません。
実用性とメンテナンス性が両立された鋼材と言えるでしょう。
この斧を買った理由
金属製ガードのカッコ良さに惚れたのと、ワイルドライフとの違いを楽しみたいと思ったからですね。
私は焚き火をするとき、そんなに大きな薪は必要としないので、アウトドアアックスは正直オーバースペックなのですが、
この破壊力と軽さのギャップは一度味わうと病みつきになりますね(笑)
ワイルドライフと交互に使い込んでいく予定です。

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