こんにちは!のとむらです。私はブッシュクラフトをする際、ナイフを使って焚き木を作るのですが、
斧でパカーンと割るのもロマンがあって良いなと思うようになりました。
そこで購入したのがフィスカースのX7。
いわゆる「手斧」と呼ばれる片手サイズの斧なのですが、実用性を検証してみたいと思います。
フィスカースX7
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フィンランドに拠点を置く、コンシューマー製品メーカーであるフィスカース。
こちらのX7はスポーティーなデザインが印象的ですね。
手斧といえばグレンスウォッシュやハルタホースなど、柄が木製のほうがカッコイイですが、
私は斧初心者なので、打ち損じても柄が壊れにくい樹脂製にしました。
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全長は保護ケースを付けた状態で約40cm。
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わたしが持っているミリタリー系リュック「コンドルアサルトバッグ126」にギリギリ入ります。
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ついでに、グレゴリーのオールデイV2には余裕で入ります。
見た目・持ってみた感じ
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ところどころ仕上げが雑な部分もありますが、見た目はなかなかカッコイイですね。
今どきのアウトドアファッションによく合うと思います。
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ヘッド部分はこんな感じ。
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エッジ形状はコンベックスではなく、フラットグラインドに近いですね。
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樹脂製のハンドルはサラサラな質感。
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中は空洞になっていますが、めちゃくちゃ硬いので割れる心配はありません。
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手に持ってみた感じは意外と軽いです。重心バランスが良いためでしょう。
もちろん手斧なので、ナイフと比べると重心はかなりヘッド寄りです。
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保護カバーを付けると、こんなふうに持ち歩けますし、
ズボンのベルトに通して装備することもできます。
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このオレンジ色のロックを90度回すと、外れる仕組みです。
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裏にはイラストで注意事項が描かれています。
ナイフでバトニングするみたいに、ヘッドをハンマーや木材で叩くのはNGみたいです。
コーティングについて
フィスカースX7の刃にはコーティングが施されているのですが、使えばすぐに剥げるそうなので、無理に剥がさなくていいそうです。
早く薪割りして剥げさせて、カッコ良くしたいですね。
この状態でも刃は付いているので、ケガには気をつけましょう。
薪割り
ではさっそく薪割りをしてみましょう。
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ノコギリで切った土台の上に薪を載せて・・・あー、斜めに切れてしまった!
しかし切り直すのもめんどくさいので、このまま決行するとします。
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とりゃー・・・ズガンッ!
残念ながら一撃では割れませんでした。
ど、どうやら私は狙った場所のやや右を打ってしまうみたいなんだ(知らんがな)
まぁ節があって堅かったからというのもありますね。
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何回か叩いてやっと割れましたが、振り下ろすだけなのでそんなに疲れなかったですね。
柔らかい薪なら一撃で割れます(当たりさえすれば)
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割った薪を寝かせて叩きつけ、さらに細かくしていく。
こっちは命中力とか関係ないので楽にできますね。
チョッピング
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続いてチョッピング。こっちは土台がいらないので簡単に取り掛かれます。
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ヘッドが重たいのでバキバキ砕けていきますね。
切断面が荒いのは、少ない回数で切断できている証拠です。
フェザースティック
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フェザースティックといえばナイフでやるイメージがありますが、じつは斧でもできます。
まあまあよく削れましたね。これなら焚き付けに使えるでしょう。
ヘッド近くを持つとコントロールしやすいです。
こちらの記事ではナイフ1本だけで薪作りしたときのレポートを綴っています。良かったら読んでみてください。
使用後
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うっかり地面に打ち付けてしまったところ以外は刃こぼれなし。
さすが斧だけあって、靭性は高いようです。
コーティングが少し剥がれ、いい味が出てきました。
メリット
・ナイフよりも破壊力が高い
・上手く割れると楽しい
・小枝なら一撃で切断できる
・フェザースティックもできる
デメリット
・狙ったところを打つのが難しい
・土台作りなど、下準備に手間がかかる
・大きくて重たいので持ち運びに不便
この手斧を買った理由
私はナイフが大好きで、どんな作業もできるだけナイフでやっちゃいたいのですが、
ブッシュクラフトの本場北欧では、薪割りにはナイフでなく斧を使うのが基本なので、学んでおきたいなーと思って買いました。
あとは単純に、手斧はロマンがあって好きだからというのもありますね。
ナイフ趣味のかたわら、少しずつ手斧を使いこなせるように練習したいと思います。
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ブッシュクラフト三種の刃物の盛り合わせ。悔しいがナイフだけでやるよりは効率が良く、できることも多い。
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Fiskars フィスカース X7 Hatchet 7850 アックス 薪割り斧 14インチ
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