こんにちは!のとむらです。以前、「YMCLKY」というブランドのUSメスキットパン(レプリカ)の品質について書きました。
今回は実際に使ってみて、実用性を検証したいと思います。
結論から言うと、ほったらかし炊飯は可能で、焦げ付きやすいけど金属タワシでこすればほぼキレイになる感じでした。
傷はつくけどアルミ製の飯盒やメスティンほどボロボロにはならないので取り扱いが楽です。
ほったらかし炊飯
まずは、ほったらかし炊飯から。次の条件で行います。

米:1.5合
水:300ml
浸けおき時間:30分
固形燃料:燃焼時間25分のやつ

ではさっそく点火してみよー。

開始15分でポツポツと吹きこぼれ始めました。ちゃっかり蓋の上でカレーの缶詰を温めております。

25分で鎮火。蓋を開けると、ちゃんと炊けていました。表面が焦げる一歩手前になっていますね。

四隅には火があまり行き渡らなかったようで少し水っぽい状態でしたが、かき混ぜたらちょうどいい感じになりました。

食べてみたところ、少しかたいけど芯は残っていなかったです。でもやはり、飯盒でそれなりの火力で炊いたほうが美味しいですね。
カレーの缶詰は熱々にはなりませんでしたが、ちゃんと温まっていたので良かったです。

底は火が当たっていた部分だけが焦げ付いていましたが、固形燃料の微弱な火だったので、金属タワシでかるくこすっただけで落ちました。
結果
味は及第点だけど後片付けが楽。
炒め物

お次はウインナーと目玉焼きを作りましょう。全体に油をひいてから行います。
ウインナーは肉汁が出るので問題なく焼けましたが、目玉焼きは苦戦しました。
油が少ない部分に卵がのってしまうと、焦げ付きやすいみたいです。通常より油を多く入れるか、焦げ付きやすい食材は焼かないほうがいいかもしれません。

次に何を血迷ったのか、油をひかずに食パンを焼きました。

案の定、戦地に行ってきたかのような焦げ付き具合。ここまでくると、金属タワシだけでは落としきれません。

酢を混ぜた水を入れて火にかけ、力いっぱい金属タワシでこすったら、ほぼキレイになりました。(頑張ればもっとキレイになるかも)
アルミ製の飯盒やメスティンを金属タワシでこすると、えぐれたような傷が付いてしまいますが、ステンレスなら表面が擦り傷になる程度なので気楽です。
結果
家庭用のフライパンよりは焦げ付きやすいが、炒め物はできる。
ラーメン

続いては袋入りラーメン。水を500ml入れて、ネギと白菜と卵も加えました。

味濃い目が好きなので水を少なめにしましたが、600mlでも作れそうな感じです。
どうです?おいしそうじゃないですか?

ちなみにパスタやそばも1束茹でられます。湯切りするのにざるが別途必要ですが。
結果
茹でる、煮込む系は超余裕。
まとめ
USメスキットは炊飯や炒め物をするにはそれなりですが、試行錯誤を重ねれば美味しく作れる可能性はあります。
ラーメンなら誰でも簡単に作れるでしょう。
料理のクオリティより雰囲気を優先するために使うか、ラーメン専用にするのがおすすめです。

YMCLKYオリジナル 米軍タイプ パンメスキット
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