ビクトリノックスナイフで唯一のおすすめは「クラシックAL」

 

赤十字のロゴが刻印されたハンドルに、様々なツールが格納されているのが特徴のマルチツールナイフ「ビクトリノックス」。

アウトドアショップや東急ハンズなどで見かけたことがある人は多いのではないでしょうか。

ナイフというのはやっぱり危険な物なので、実店舗に並べられることがあまりないのですが、ビクトリノックスのナイフだけは例外で、いろんな所でちょくちょく見かけます。

ただ最近では、モーラナイフやスパイダルコなど、本当に実用性の高いナイフが個人ブログなどで多く紹介されるようになり、ビクトリノックスの実用性の低さが浮き彫りになってきているように思います。

実際問題、ツールが薄くて耐久性に難があるうえ、きっちり銃刀法やら軽犯罪法に触れるナイフなので、ふだんから持ち歩くことはできません。

キャンプでしか使えないのだったら他の頑丈なナイフを持っていったほうがいいよねってことで、私は選択肢から外しているのですが、唯一おすすめできるモデルがあるので、紹介させていただきます。

 

 

ビクトリノックス クラシック AL


ビクトリノックスのラインナップで最もツールの数が少なく、最もサイズが小さい「クラシック AL」。

機能はナイフ、はさみ、ドライバー、爪やすり、キーリングの合計5つ。「おいおいキーリングって機能か!?」とつっこみたくなりますが、そこは置いておきましょう。ハンドルはアルミ素材で、サイズは長さ58mm×高さ6mm。重量は17gです。

10年ほど前に買ったものなのですが、わりと状態が良い。

ビクトリノックスナイフの他社にはない良さって、この高級感のあるミリタリーなデザインと、サイズを小さく作れることだと思うのですよね。私が知るかぎり、これより小さいマルチツールは見たことがありません。

ちなみにこれと似たようなモデルで「クラシック SD」というものがあって、それにはピンセットとつまようじが付いているのですが、全く使いものになりません。

ピンセットはふにゃふにゃでしっかりと掴めないし、つまようじなんて使い回したくないですよね。しかもこの2つのツールは失くしやすい。そういう意味でクラシックALのほうに軍配が上がります。


USBメモリーと同じくらいの大きさ。

 

ナイフの切れ味は良い


薄くて刃長が短いので木を削ったり、料理の食材を切ったりするのは不向きですが、ちゃんとしたナイフメーカーなので切れ味は良いです。

釣り糸、ハンドタオル、洋服などに付いてるタグファスナーが切れます。コピー用紙もザグザグと切れるので、ペーパーナイフ代わりとしても役に立つでしょう。アルミ缶は試してみたのですが、重みが足りないようで切れませんでした。


精密に切りたい場合は、このはさみでカット。しかしスプリングがすぐにへたってしまいます。買ってから10年ほど経つ今も一応機能はするのでギリギリ合格点といったところ。


マイナスドライバー兼爪やすり。これまで一度も使ったことがなかったのですが、最近になって、研ぎに失敗してボロボロにしてしまったモーラナイフ(炭素鋼)の錆び落としの際に大活躍してくれました。


少し持ちにくいが、鉛筆もちゃんと削れる。

 

袖にポケットが付いた服と相性が良い

ミリタリーっぽい上着で、袖にポケットがついているものがありますよね。あれとの相性が非常に良いです。

オピネルとかだと見た目がボコッとなってしまいますが、クラシックALなら小さくて薄いので見た目もおかしくならないし、取り出しやすいです。

 

釣りに便利

見て分かると思いますが、クラシックALはキャンプでやるような薪割りとかフェザースティック作りには使えません。

有用性がある場面といえば釣りですね。

余った釣り糸を切ったり、袋の封を切ったりとか。小さいのでうっかり釣り道具にぶつけて傷つけるリスクも少ないです。

 

メディカルポーチと一緒に持っておくと便利

ガーゼを切ったり、虫に刺されたときに皮膚を少し切って毒を出したりと、応急手当をするのに向いています。

大きいナイフで皮膚を切るとうっかり切りすぎてしまう恐れがありますからね。小さいのでメディカルポーチの中に入れておいても邪魔になりません。

 

デメリット

クラシックALのデメリットを以下にまとめます。参考までにどうぞ。

・ロック構造がないので少し危険

・軽犯罪法の観点で、不用意に持ち歩けない

・ハンドル内部にホコリやゴミが詰まりやすい

・木や食材を切るのに不向き

・ふつうの砥石で研ぎづらい

・はさみのスプリングがすぐにへたる(切れなくはない)

 

まとめ

総合的にみると、ビクトリノックスのナイフは薄くて軽いぶん、コントロールがしやすいので、応急手当のツールとして最適です。

キャンプに行くときには、これ単体では厳しいので、頑丈なシースナイフと2本持ちして行きましょう。


VICTORINOX(ビクトリノックス) クラシックALOX 保証書付 0.622126 (旧名称:クラシックAL)【日本正規品】

 

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