こんにちは!のとむらです。一品料理を作るのにちょうどよく、作った料理を皿に移さずそのまま出せて、オーブンにもかけられるスキレット。
その便利さと蓄熱性が良くて料理がおいしく作れることから人気の高いアイテムですが、重くて表面がザラザラしているので汚れがこびりつきやすいです。
そんな弱点をカバーしてくれるのが「鉄フライパン」。スキレット並みに小さく、スキレットよりも軽量で汚れが落としやすいアイテムを紹介したいと思います。
UNIFLAME(ユニフレーム)ちびパン
アウトドアメーカーであるユニフレーム。
こちらの「ちびパン」は、シンプルで可愛らしいデザインですね。
私はソロキャンプをするときや、家で一人分の料理をするときによく使っています。
サイズは直径163mm×高さ35mm。重量は390g。
これと同じくらいのサイズのスキレットだと重さが800gぐらいはあるので、ほぼ半分の重量です。
本体部分は「黒皮鉄板1.6mm厚クリアラッカー焼付塗装」。
ハンドル部分はスチール。要するにすべてが鉄で出来ています。
黒皮鉄板なので錆びにくい
ちびパンは黒皮と呼ばれる酸化被膜でコーティングされており、赤サビの発生を防ぎやすくなっています。
完全に錆びないわけではないので手入れは必要ですが、錆びに少しでも強いのはありがたいです。
強火でガシガシ使える
ちびパンはオール鉄なので頑丈です。
そのため、高火力でも気にせずガシガシ使えます。
もちろん焚火で調理することも可能ですし、全体的に黒いので煤(すす)が付いても気になりません。
食卓にそのまま出せる
ちびパンは、スキレットと同様、作った料理を皿に移すことなくこのままテーブルに出すことができます。
とはいっても本当にそのまま置いたらテーブルが焦げてしまうので鍋敷きを敷く必要がありますが。
スキレットよりは薄手なので蓄熱性は劣りますが、この中で料理が出来上がって5分くらいは熱々の状態がキープできます。
ちなみにこの写真は私がテキトーに作った創作料理。薄く切ったじゃがいもに塩コショウとバジルをふりかけてオリーブオイルで炒めただけっていうね。ビールのおつまみにちょうど良かったです。
オーブンにもかけられる
スキレット同様、オーブンに直接入れて調理することもできます。
私はあまり料理をしないので、まだオーブンで使ったことはありませんが、いざとなれば使えるというのは心強いです。
エスビットポケットストーブに載せられる
ちびパンはエスビットポケットストーブという固形燃料ストーブに載せて調理できます。
鉄なので熱伝導率もバツグン。
やろうと思えば、100均の固形燃料1つで2~3品の炒め物ができます。
ちなみにこのウインナーは「あらびきフランク」という商品。まいばすけっとで300円ちょいで売っています。
シャウエッセンのような歯ごたえはないですが、値段のわりにボリュームが多く、フランクフルトのような味でおいしいです。
ソロストーブに載せられる
「ソロストーブライト」という小型のネイチャーストーブがあるのですが、それにちょうど載せることが可能です。
焚き火料理といえば食材に煤がつきやすいのがネックですが、ちびパンはガードの役割を果たすので、まだ煙が経っている状態でも気兼ねなく焚き火に突っ込むことができます。
専用リッドは必要なのか?
ちびパンには専用のリッドがあるのですが、結論から言ってしまうと、他で代用が効くのであれば必要ないです。
私も一応リッドを買ったのですが、アルミホイルや鍋のフタで代用ができてしまっているので、一度も使ったことがありません。
ただ、ちびパンで料理するのが大好きな人にとってはサイズ的にぴったりなので便利かなと思います。
ハンドルカバーは必須
ちびパンはハンドルが短いのですぐに熱くなります。そのため、ハンドルカバーは必須です。
私は昔使っていた鉄フライパン用の革カバーを使っていますが、シリコン製のやつとか色々あるので、気に入ったものを選ぶと良いかなと思います。
ここまで書き直した
こちらのサイトでは、ちびパンにフィットしたレザーハンドルカバーを購入できるようです。
http://cacazan.shop-pro.jp/?pid=62397330
完全ハンドメイドで10日前後で出来るとのこと。
温かみがあり、ちびパンの雰囲気に合っていますね。
使用前にシーズニングが必要
鉄製のフライパンは錆止めのワックスが塗ってあるので、それを焼き切る作業が必要です。
ちびパンの場合はクリアラッカー焼付塗装というものが施されているので、これを焼き切ります。
【手順】
1.本体を強火でカラ焼きする(約15分)
2.煙がおさまったら火を止める
3.食用油を入れて野菜くず(人参の皮やキャベツの芯など)を茶色くなるまで炒める
私は心配性なのでカラ焼き30分した後に、野菜くずを炒める作業を2回行いました。
使用方法&使用後の手入れ
実際に調理をする際は、最初にちびパンを空焼きして温めてから油を入れます。
この手順を逆にしてしまうと油が高温になりすぎて、食材を入れたときに焦げ付きやすくなってしまうので注意して下さい。
また、鉄フライパンは一般的に、使用後は洗剤を使わずにステンレスたわしで汚れをこすり落とし、空焼きして水気を飛ばした後、少量の油を塗り込むのが良いとされています。
ですが私は油を残しておくことに抵抗があるので、水気を飛ばした後は油を塗らずにそのまま片付けています。
特に問題になったことはありません。
デメリット
テフロン製のフライパンと比較すると、メンテナンスに手間がかかるところですね。
そのぶん高火力にかけられますし、一生使える可能性も高いので、長い目で見ると扱いやすいかなと思います。
まとめ
キャンプ道具って普段は押入れの中にしまったままであることが多いのですが、ちびパンは家のガスコンロでも使えるので日常使いができます。
個人的には1~2人分の目玉焼きやオムレツが作りやすかったですね。油の量が少なくて済むので経済的かつ体にもやさしいです。
アヒージョを作るのにもちょうどいいんじゃないでしょうか。
ユニフレーム ちびパン 666357
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