こんにちは!のとむらです。袋の封を切ったり紐を切ったり、ちょっとした作業に便利なポケットナイフ。
ガーバーには、日常使いから登山装備としても役立つモデルがあります。
その名は「ウルトラライトLST」。
指に乗るほど小さく、見た目もなかなかカッコイイ最小ポケットナイフなのです。
GERBER(ガーバー) ウルトラライトLST

アメリカに拠点を置くガーバー。
こちらのウルトラライトLSTは、小ぶりながらもクールな印象ですね。
玩具っぽさは無く、実用のためのナイフといった感じ。

発売から30年以上経っており、そのロングセラーぶりから信頼性の高さが窺い知れます。

刃長は約50mmと、ちょっとしたものを切るときに便利な長さ。
ブレード形状は万能型のドロップポイント。エッジ形状は同じく万能型のフラットグラインドです。

反対側はこんな感じ。

刃厚は約2mm。力を入れてもそう簡単には曲がりません。

折り畳んだ状態。
ハンドル材には水濡れに強くて頑丈なグラスフィルドナイロンが使われています。

重量は約17g。
手のひらに乗るほどコンパクトで、重さをほとんど感じないほど軽量です。

ハンドルエンドにはランヤードリングが付いており、ここに紐を通せばネックナイフとして首にぶら下げたり、落とさないよう腰に結びつけることができます。
ロック機構は、強度の高いロックバック式。

ブレードを開くと「カチッ」と小気味良い音がして、本物のナイフであることを実感させてくれます。
閉じる際には、いったん90度の角度で止まるセーフティー機能が発動。
これにより、指を挟むリスクを最小限に抑えることができます。
箱出し状態の切れ味

コピー用紙は摩擦感がありますが、普通に切れます。

続いて、わりばしフェザースティック。
こちらも薄く削るのは難しいですが、焚き付けには使えます。
初期の切れ味は65/100点といったところですね。
決して良いとは言えませんが、ちょっとしたものを切るだけなら十分なので、すぐに使い始められます。
もちろん研ぐのもありでしょう。
実用性
ウルトラライトLSTの最大利点は、手のひらサイズでありながら、紛失しにくい絶妙なサイズ感にあります。
ちょっと何か切りたいときにポケットからスムーズに取り出せるので便利です。
ブレード鋼材
ウルトラライトLSTのブレード鋼材は「420HC」。
ステンレス鋼で、粘りがあって刃こぼれしにくく、錆びに強くて研ぎやすいのが特徴です。
羽持ちは普通ですが、そのぶん研ぐ楽しみができるので、なかなか良い鋼材だと個人的には思います。
持ち方
ウルトラライトLSTは2通りの持ち方が考えられます。

親指と人差し指でつまむスタイル。切る作業に適しています。

ブレードの背を親指でおさえこむスタイル。削る作業に適しています。
作業内容に応じて、持ち替えられるのは便利ですね。
使い道
私の場合は、家の中での雑務や、低山ハイキングのお供に持って行くことが多いですね。
少しでも荷重を減らしたいときに役立ちます。
万能に使えるナイフも良いですが、こういう必要最小限なナイフもまた良いものです。

GERBER 折りたたみナイフ ウルトラライトLST
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