こんにちは!のとむらです。以前、ポケットナイフについて記事を書いたのですが、あれから無性にポケットナイフが欲しくなり、先日ついに買ってしまいました!
というわけで今回は、ガーバー製のポケットナイフ、「ウルトラライトLST」の切れ味や実用性についてレビューしたいと思います。
GERBER(ガーバー) ウルトラライトLST
1939年に創業以来、数多くのナイフを手がけてきたガーバー社。
こちらのウルトラライトLSTは、発売されてから約30年も経っているという超ロングセラーナイフ。
さすがに発売当初のものと今のものでは作りが若干違うようですが、30年も売れ続けているところに只ならぬ魅力を感じます。
ウルトラライトという単語もこんな昔からあったのでしょうかね?
折りたたみ時は67mmと、大変コンパクト。
重量はわずか17gなので、ほとんど重さを感じません。
お菓子のブラックサンダー(21g)よりも軽いです(笑)
手のひらサイズ。
ハンドルエンド付近にはランヤードリングと呼ばれる穴が空いており、ここに紐やキーリングなどを通すことができます。
ネックナイフとして首にぶら下げておけば、使いたいときにすぐ使えますね。
刃長は約50mm。ちょっとしたものを切るのにちょうどいい長さです。
ビクトリノックスの「クラシックAL」との大きさ比較。「ウルトラライトLST」のほうが一回り大きいですね。
でもどっちもめちゃくちゃ軽いです。
反対側はこんな感じ。
上から見た状態。根本のほうは2mmほど厚みがあります。
切れ味
それでは切れ味を見てみましょう。まずはコピー用紙から。
普通に切れますが、ザクザクッと引っかかりがある感じで、切断面もちょっと荒いです。
続いて、わりばしフェザースティック。
こちらも薄くは削るのは難しいですね。ギリギリ焚き付けにはできるかなというレベルです。
とはいえ箱出し時の切れ味なので、研げばもっと切れるようになると思います。
ブレード鋼材
ウルトラライトLSTのブレード鋼材は「420HC」。
ステンレス鋼で、粘りがあって刃こぼれしにくく、錆びに強くて研ぎやすいのが特徴です。
羽持ちは普通ですが、そのぶん研ぐ楽しみができるので、なかなか良い鋼材だと個人的には思います。
ハンドル材
ハンドル材はグラスファイバーナイロン。
軽量かつ頑丈な素材です。
滑りにくくするため、前半部分にチェッカリングが施されています。
持ち方
ウルトラライトLSTは見たとおり小さいので、指が余ります。
持ち方としては主に以下の2通りになるのではないでしょうか。
親指と人差し指でつまむスタイル。切る動作に適しています。
ブレードの背を親指でおさえこむスタイル。削る動作に適しています。
折りたたみ時の安全装置
ロック機構はバックロック式なのですが、折りたたむときに途中で「カチッ」と半ロックがかかる仕組みになっています。
おそらく勢いあまって指を挟まないようにするための工夫なのでしょう。小さいとどうしても挟みやすいので、この安全装置はありがたいです。
しかし、慣れてくると若干やかましくなってきます(笑)
メリット
・ちょっとしたものを切るのに便利
・ものすごく軽量コンパクト
デメリット
・小さすぎるので、できることが少ない
・折りたたみ時の安全装置が慣れると面倒になってくる
まとめ
ガーバーのウルトラライトLSTは、おそらく有名どころのナイフとしては世界最小サイズですね。
キャンプとかブッシュクラフトするときのナイフとしてはめちゃくちゃ頼りないですが、
登山をする人が、食糧の封を切ったり紐を切ったりする緊急用ナイフとしては、荷物にならないので良いかと思います。
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