薪を節ごと割れる突破力!SOGタクティカルトマホーク



こんにちは!のとむらです。ナイフ好きの私はふだん薪割りにナイフを使っているのですが、

最近、何を血迷ったのか、トマホークに手を出しました。

なんとなくカッコイイからという理由だったのですが、実際に薪割りをしてみたらとてつもなく実用的だという事実が発覚したので、紹介したいと思います。

もしかしたら今後、流行りすぎて入手困難になるかもしれませんね。

 

SOG(ソグ)タクティカルトマホーク

アメリカに拠点を置くナイフメーカーSOG。

こちらのタクティカルトマホークは、シンプルで現代的なデザインをしていますね。

パッケージはこんな感じ。

ナイフもそうですけど、SOGのパッケージって何かワクワクするんですよね(笑)

そしてこちらが本体です。

ヘッド部分はこんな感じ。

上からのアングル。

刃の部分には錆止めのコーティングが施されており、使っていく過程で剥がれます。

エッジ形状はフラットグラインドに近いですね。

トマホーク特有のスパイク部分。

石やコンクリートを粉砕するための機能で、災害時に役立ちそうです。

先端は尖っていますが、刺さるほどではないので比較的安全。

ヘッドの付け根は、打ち損じたときのためか、鉄で補強されています。

柄の素材はグラスファイバーナイロン。

ここもまた強度が高いので、打ち損じてもダブルで安心です。

ロープを通せるランヤードホール付き。

手に持つとこんな感じ。

全体の重量は約600gで、重心はヘッド寄り。

柄には溝が付いているため滑りにくく、しっかり握れます。

反対側のデザインはほとんど同じですね。

付属のナイロンシース。

裏面にはベルトループが付いています。

切れ味・破壊力

それではフィールドテストといきましょう。まずは直径5cmほどの枝をチョッピングしていきます。

見事に切断できました。

あまり角度をつけずに切り落とすイメージでやると削りやすかったです。

続いて、薪割り。

私は振り下ろしてパカーンと割るやり方が苦手なので、薪を水平に持って土台に叩きつけるやり方でいきます。

割れましたが、終わりのほうに堅い節があったので、軌道が逸れちゃいましたね。

作業を続けていると、ここで驚愕の事実が。

遊び半分で使ってみたスパイク部分が、薪割りで非常に役立つことが分かりました。

楔(くさび)をハンマーで打ち込むような感じになるためか、爆発的なパワーが生まれるようです。

一点集中の突破力。

節に直接亀裂が入っているのが、お分かりいただけるでしょうか?

めちゃくちゃ凶悪な威力なのに、割り方としてはめちゃくちゃ安全だから不思議(笑)

スパイクで道を切り拓いたら、刃のほうで割っていき、また行き詰まったらスパイク。

強固な節を真っ二つに割ることができました。

ある程度細かくなった薪は、縦にしてコンコン刃を入れていったほうが早くなります。

この状況に応じた使い分け、便利なうえに楽しいです。

トマホークならではの醍醐味と言えるでしょう。

思いっきり振りかぶって叩きつけたにも関わらず、刃こぼれなし。

スパイクも損傷なしです。

尖りすぎていないことが、耐久面で良かったのかもしれません。

割った薪でフェザースティック。

焚き付けにできる程度には削れました。

【結論】
切れ味はそれなりだが、薪割り性能はきわめて高い

柄が樹脂製なので遠慮なく叩けますし、あとはフェザースティック用に切れるナイフを持っていけば、実質無敵ですね。

ブレード鋼材

SOGタクティカルトマホークのブレード鋼材は「420HC」

ステンレス鋼で、粘りがあって刃こぼれしにくく、錆びに強くて研ぎやすいのが特長です。

刃持ちは普通ですが、そのぶん研ぐ楽しみができるので、なかなか良い鋼材だと個人的には思います。

メリット

・チョッピング、薪割り性能がきわめて高い
・スパイクを使えば節のある薪でも割れる
・打ち損じを気にせず、ガンガン使える
・威圧感が少ない

デメリット

・フェザースティックがやりづらい

このトマホークを買った理由

トマホークってところに惹かれたのが大きいですね。

薪を割る破壊力があり、傷や汚れを気にせず使えて、さらに見た目がカッコイイ斧はないものか?と探していたところ、このタクティカルトマホークに行き着きました。

あまり武器っぽくないデザインも気に入っています。

スパイクでの薪割りが爽快で、病みつきになりそうです(笑)

 


ソグ/SOG タクティカル トマホーク アックス 斧 ハチェット F01T

 

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