こんにちは!のとむらです。ナイフの鋼材は大きく分けて炭素鋼とステンレス鋼の2種類あり、ステンレス鋼のほうが錆びにくいです。
とはいえ全く錆びないわけではなく、海水がついたまま一日中放置したりすれば簡単に錆びてしまいます。
海釣りでナイフを頻繁に使う人なんかですと、ナイフについた海水を洗い忘れたままにしてしまうことがあるのではないでしょうか?
そこでおすすめなのが、ステンレスの中でもダントツで錆びにくいと言われているH-1鋼のナイフです。
Gサカイ サビナイフ5 ワイルドハンター

刃物の町として名高い、岐阜県関市に本拠地を置くGサカイ。
創業は1947年と長い歴史を持つナイフメーカーで、ガーバーと技術提携もしています。
こちらの「サビナイフ5 ワイルドハンター」は、同社のヒット商品であるサビナイフシリーズの一つ。
刀身がスラリと長く、日本刀の柄のようなヒルトが印象的ですね。
刃長は約125mmと、標準的なシースナイフより少し長め。
フルタング構造で刃厚は約4mm。重量は約190g。
フルタングナイフとして有名なモーラナイフのガーバーグよりも、全体的に一回り大きい感じです。
ブレード鋼材
サビナイフ5ワイルドハンターのブレード鋼材はH-1鋼。
日本の企業で開発された鋼材で、海水などの塩分を含んだ水に対しても高い耐腐食性を発揮してくれます。
で、どれぐらい錆びにくいのかというと、海水に一年近く漬けっぱなしにしても錆びないそうです。
い、一年!?
現実的には、使い終わったナイフをそこまで放置するとは考えにくいので、錆びないと言い切っても良い気がしますね。
そのかわり他のステンレス鋼よりも切れ味が劣るみたいですが、魚を捌くにはある程度の切れ味があれば問題ないでしょうし、薪割りに使うとしても刃が食い込みさえすれば割れてくれます。
硬い木を削ってフェザースティックを作るには不向きかもしれませんが。
ハンドル材
ワイルドハンターのハンドル材はザイテル。
こちらに関しては普通の素材ですが、よくある滑り止め用の小さな凸凹がないので、汚れが溜まりにくそうです。
重心が先端寄り
通常のフルタングナイフはハンドルのほうが重たいのですが、ワイルドハンターは重心が先端寄りとのこと。
刃の細かいコントロールは難しそうですが、バトニングやチョッピングでは先端の重さを利用して、作業を楽にできそうですね。
デメリット
ナイフそのものは評価が高いのですが、シースの作りが少し不評のようです。
中でカタカタと動いてしまうのだとか。
まとめ
ハンティング・フィッシング・キャンプにと、幅広い用途に使えるサビナイフ5ワイルドハンター。
錆びないうえにフルタングなので、気兼ねなく使えそうですね。

G・サカイ SABI KNIFE-5 ワイルドハンター 黒 11436
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