オピネルナイフ8番カーボン使用レビュー。箱出し状態でもそこそこ切れる



こんにちは!のとむらです。フランスの肥後守とも呼ばれているオピネル。数あるナイフのなかでも有名で、アウトドアショップや雑誌でよく見かけます。

しかし、その一方で切れ味があんまり良くないとの意見も。

そこで今回は真相を確かめるべく、箱出し新品状態のオピネル(カーボンのほう)で切れ味を検証していきたいと思います。

結論から言いますと、研がなくても使える程度の切れ味がありました。

 

OPINEL(オピネル)#8 カーボン

フランスに拠点を置くオピネル。

こちらの#8は、丸みがあってかわいらしい印象ですね。

標準サイズである#9より一回り小さいモデルとなっています。

箱はこんな感じ。

では形状や構造を見ていきましょう。

刃長は約85mmと、フォールディングナイフとしては標準の長さ。

折り畳んだ状態。

手のひらにすっぽり収まるサイズ感。

ブレードの付け根側にある金属のリングは30度ほど回転する仕組みとなっており・・・

カチャッと回すことでロックがかかります。

刃厚は約1.5mmと、食材カットに良さそうな薄さです。

手に持つとこんな感じ。

手が比較的大きい私でも小指がしっかりとかかります。

箱出し状態の切れ味

それでは切れ味を見てみましょう。手始めにコピー用紙から。

なんとびっくり、普通に切れました。

まったく摩擦感がないほどスムーズではないですが、特に引っかかりもありません。

続いて、わりばしフェザースティック。

薄く作るのは難しいですが、それでもしっかりと削れました。

パワーが弱いナイフだと刺さってくれない空き缶も、問題なく切れます。

トマトは切るときに摩擦感がありましたが、食べるには支障のないレベルです。

鉛筆もちゃんと削れました。

箱出し状態の切れ味を点数に表すと、70/100点といった感じですね。

研ぎ直しは必要か?

切れ味を検証した結果、必ずしも研ぎ直しは必要ないなと思いました。

切り口がキレイにならないというだけで、食材はちゃんと切れるし、フェザースティックも作れます。

もちろん使い続ければ研ぐ必要が出てきますが、革砥を使えば簡単です。

鋼材が柔らかいコンベックスグラインドなので、数回すべらせるだけで簡単にキレッキレになります。

実用性

オピネル#8カーボンの最大利点は、コストパフォーマンスと、全く負担にならない軽さにあります。

刃厚が薄いので食材を切りやすく、温かみのあるデザインのおかげか、焼いたお肉やパンを切ると美味しそうに見えるところもGOODです。

キャンプやブッシュクラフトでの調理用ナイフとして最適と言えるでしょう。

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2021年10月14日

このナイフを選んだ理由

ド定番ナイフということで一本は持っておきたかったのと、実際の切れ味がどんなものか知りたかったからですね。

木はそこそこ削れますし、軽量コンパクトで威圧感も少ないので、アウトドアでは何かと役に立つでしょう。

ただ、ステンレスモデルと切れ味はさほど変わらないので、個人的にはサビに強くて調理で有利なステンレスモデルをおすすめします。

ちなみに別記事でも書いていますが、ハンドルのオイル漬けは意味ないのでやめたほうがいいです。

 


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