前編ではキャンプ場到着~夕食までをお送りしました。ここからは野島公園ソロキャンプの後編です。
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洗い物
使い終わった調理器具を炊事場で洗います。洗剤やスポンジは置いていないので、自分で持ってきたステンレスたわしを使いました。鉄フライパンは洗剤がいらないのが楽ですね。クッカーはコップとして使うので水ですすいで終了です。
道具レンタルや食品の張り紙。ぜんぶレンタルにして手ぶらでキャンプを楽しむのも良さそう。
洗い物をした後は、余った枝で焚火をしました。しかし30分で飽きて終了(笑)焚火は無目的にやるとあんまり楽しくないですね。調理や暖をとるためなら生活感があって楽しいのですが・・・。
火炎放射器かと思うほどの勢い。
花火と晩酌
この日は近くで花火が上がっていたらしく、音が聞こえてきたので5、6発だけチラ見しに行きました。同じくキャンプをしていた家族連れ、ご夫婦が立ち見をして歓声を上げています。
花火というのは不思議なもので、一人で見てても面白くないのですよね(泣)
このまま見続けていると心にダメージが蓄積されるだけなので、近くにあった木のテーブルで、晩酌の続きをすることにしました。
おつまみはみんな大好きじゃがりこ!本当はキンキンに冷えたビールが一番合うけど、焼酎との組み合わせも悪くありません。銘柄は宝焼酎25度。麦ならではのスッキリとした味わいで、200円以下と安いのが魅力です。
静かな場所で涼しい風にふかれ、酒がすすんで気分は高揚。花火はひとりで見ててもつまらんですが、ひとり酒は楽しい。心に問題があるのかもしれません。
ちなみにキャンプ場の周囲にはこんな神社もある。
就寝
歯磨きしていよいよ寝る時間です。ところがテントに入ってみたものの、暑くてまったく寝つけません。スマホをいじったり本を読んで気を紛らわそうとしましたが、不快感のほうが上回っていてダメでした。
涼しいステテコに履き替えても、状況はさほど変わらず。暑さによる寝苦しさは思った以上に厄介です。
仕方ないのでフライシートを外したら、一気に風通しが良くなりました。
そのかわり外から丸見えになってしまうのでプライベートが全くなくなりますが(笑)まあ着替え終わったし、寝るだけなので良いでしょう。
夜12時を過ぎたあたりから風も冷たくなってきたので、サバイバルシートにくるまって温度調節。サバイバルシートは安いのに保温力にすぐれていて、夏にキャンプをするなら、こいつがあればシュラフいらずです。風を通さないので寝冷えを防ぐことができました
寝苦しさが続く
フライシートの撤去、サバイバルシートの導入により、体温調整は成功したのですが、まだ睡眠を妨げるものがありました。
フライシートを外したせいで電灯の光がモロに入ってまぶしいのと、持ってきた携帯枕が小さすぎて首が痛いのです。ロゴスの「モミモミまくら」という製品なのですが、私には合わなかったようです。
ようやく寝つけたのは夜中3時を回った頃。そして5時半頃に日の光とカラスの鳴き声で目覚めました。カラスの声ってけっこうでかい。
2時間ちょいの睡眠・・・。ぐっすりとはいきませんでしたね。もう少し寝ようと思えば寝られましたが、家で寝たほうがよく眠れそうだったので、すぐにテントをたたみました。
朝食と撤収
撤収の準備があらかた片付いたので、朝食の時間です。メニューは焼き鳥の缶詰とチリトマトヌードル。
しかし、ここでまた問題が発生。
風が強すぎて固形燃料ストーブの火がクッカーにあたらず、お湯が沸かないのです。しかたなく45度ぐらいにしかならなかったぬるま湯を注ぎ、バリバリの麺を食べました。うーん、固形燃料ストーブは軽くて経済的なのですが、いかんせん風に弱い。
ちなみにカップ麺は水でも作れるそうですよ(麺がほぐれるのに時間はかかりますが)ユーチューバーのセイキンさんが言っていました。
私のテントサイトに遊びに来てくれたカニさん。照れ屋らしく、すぐに逃げていってしまった。
朝食を済ませた後は、片付けをして帰路につきました。食料と水が減ったぶん、帰りはすこし楽。
家にあと5分で到着しようかというとき、また問題が発生。なんと雨が降ってきました。もしキャンプ場でゆっくり寝ていたら・・・今頃ずぶぬれになりながら、朝食もとれずに撤収作業に追われていたところでしたね。熟睡できなかったのが功を奏しました。
さらば野島公園。
まとめ
行きの移動、テント内での就寝、朝食で苦戦を強いられましたが、天候に恵まれ、夕食がうまくできたので初ソロキャンプとしては、まあまあな結果だったかなと思います。
ナイフ作業と焚火での夕食が特に楽しかったですね。私はどうやらブッシュクラフト的なことが好きみたいです。次のソロキャンプまでに雨風対策と荷物の軽量化を図りたいですね。
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