アングラ・サブカル好きにおすすめな映画7選!ネタバレ注意

こんにちは!マイナー映画が大好きな、のとむらです。映画には、あまり広く知られていないけど心が揺さぶられる作品や、考えさせられる作品がありますよね。

今回は私がこれまで観た映画のなかで、感動した作品をピックアップしたいと思います。あらすじと一部のシーンを簡単に説明する程度なので、ほとんどネタバレはないのですが、人によってどこまでをネタバレと感じるか分からないので注意書きをしておきました。

 

世界でひとつのプレイブック

2012年公開。アカデミー賞でジェニファー・ローレンスが主演女優賞を受賞した作品です。心の病を抱えた男女の友情と恋愛を描いた物語。

【あらすじ】
躁うつ病のため薬物療法を受けている主人公パット(ブラッドレイ・クーパー)は、気分転換のために訪れた友人宅のパーティーで、友人の妻の妹であるティファニー(ジェニファー・ローレンス)と出会います。ティファニーもまた、とある事情により薬物療法を受けている身。お互い同じ境遇であることから意気投合する二人ですが・・・。

【感想】
ジェニファー・ローレンス演じるティファニーは、見た目がクールなのに、パットへのアプローチの仕方が女の子っぽすぎて、とにかくかわいい。主人公パットもまた、普通じゃ出せないような深い優しさを持った男。過去の悲劇から少しずつ立ち直り、強くなっていく彼の姿に胸を打たれます。あと終盤の、家を背にして歩くパットを映すシーンのカメラワークがすごく良かった。

最初は暗雲立ち込めるというか、大丈夫かな?って感じの重いストーリー展開なのですが、この2人のキャラクターが魅力的なので、最後まで楽しんで観られると思います。

 

船を編む

2013年公開。「三浦しをん」の小説が原作。辞典制作を題材にした物語。2016年にはテレビアニメ化もされました。

【あらすじ】
松田龍平演じる主人公の馬締(マジメ)はその名のとおりの真面目な性格で、コミュニケーション能力に難のある27歳の青年。彼は出版社に営業マンとして勤務していたのですが、あきらかに向いていない。

その頃、辞書編集部の監修者である松本は人材探しに躍起になっていました。人とうまく話せず、社内で完全に浮いていた馬締の様子を見た松本は、彼の言葉に関する能力を見極めるために「右という言葉を説明できるかい?」という質問をぶつけます。

【感想】
人は適職を見つけるとこんなにも水を得た魚のようになれるのかとワクワクした映画。長い年月をかけて辞書を作る人々の熱いドラマと、馬締とかぐや(宮崎あおい)のほのぼのとしてどこか笑える恋模様が本作の見どころです。

コミュ障のため言葉数が少ない馬締なのですが、辞書づくりへのハンパのない情熱で、周りの人の心を動かしていきます。地味だけど熱い、熾火のようなお話です。

 

きっと、うまくいく

2009年公開。インド映画として爆発的ヒットを飛ばした作品。インドの工科大学(すごくいい大学)を舞台にした青春物語。

【あらすじ】
「人生は競争社会、出世できなければ終わり」という風習が根付いている大学に、変り者の青年ランチョ―が入学してきます。多くの学生が良い会社に就職するために必死に勉強する中、ランチョーだけは毎日授業を受けられることが楽しくてたまらない。

彼は持ち前の清々しい性格と説得力のある発言で、周りの人間をどんどん惹きこんでいくのですが、大学側にとっては不愉快な存在。出る杭を打つがのごとく、あの手この手を使ってランチョ―をねじ伏せにかかるのですが・・・。

【感想】
主人公ランチョーの口から飛び出す、的を得た言葉の数々に魅了されます。その名ゼリフの数々をここに書きたいのですが、ある意味ネタバレになってしまうので書けません。現代社会を皮肉っている部分も見受けられるのですが、人生について考えさせられるような映画でした。親友2人との友情の描き方も良かった。

 

横道世之介

2013年公開。吉田修一の小説が原作。バブル時代を舞台にした、お人好しで空気の読めない大学生「横道世之介」と、彼と関わった人々の十数年後を描いた物語。

【あらすじ】
長崎県で生まれ育った主人公の世之介(高良健吾)は、大学進学を機に上京し、一人暮らしを始めます。よく考えずに入部したサンバサークルに精を出したり、少し話した人は友達だと思い込んで結局友達になっちゃったりと、それなりに大学生活を楽しむ世之介。あるとき彼女さがしに奮闘する世之介の前に、良いところのお嬢様(吉高由里子)が現れて・・・。

【感想】
わかりやすい感動物語ではなく、じんわりと心があたたまる作品です。物語の中では大学時代の1987年と、卒業後の2008年を行ったり来たりするのですが、世之介と関わった人たちが過去を振り返り、「そういえばあんなヤツいたっけな・・・」と、彼のことを思い出すシーンがみどころ。

懐かしくは思うけども、また会いたいほどではない。そんな微妙な気持ちの描き方がリアルで、泣きそうになるけどなんか泣けない。でもやたら記憶に残る。そんな映画でした。

 

映画『聲の形』

2016年公開。大今良時の漫画が原作。聴覚障害を持つ少女と、彼女を過去にいじめたことを悔い、罪滅ぼしに奔走する少年の物語。

【あらすじ】
主人公、石田将也の通う小学校にある日、聴覚障害を持つ少女、西宮硝子が転校してきます。ガキ大将でクラスの中心的存在である石田は退屈しのぎの一環として、クラスメイトと共謀して西宮をいじめるようになるのですが・・・。

エスカレートしすぎた結果、学級全体の問題へと発展。それまで一緒になって西宮をいじめていたクラスメイト達にあっさりと裏切られ、今度は石田がいじめの標的にされます。急に周囲から浮いてしまった石田を気にかける西宮でしたが・・・。

【感想】
原作者曰く、人に気持ちを伝えることの難しさをテーマにし、その答えを読者に問う気持ちで描いた作品とのこと。通常であれば、いじめた側が100パーセント悪いという流れになると思うのですが、いじめられた側にも責任があるという主張を曲げない人物や、石田の過去を全く知らない人物が介入し、複雑な展開になっていくところが見どころ。

2016年夏に大ヒットした映画、「君の名は」の影に隠れてしまった感のある映画ですが、アングラ・サブカル好きな人はこちらのほうが好きになるはず。ちなみに小学生時代の石田の声を演じるのは今人気上昇中の女優、松岡茉優さんです。

 

鍵泥棒のメソッド

2012年公開。内田しんじ監督作品。とある事情を抱えた男女3人が織りなす、笑いあり感動ありの胸キュン物語。

【あらすじ】
売れない役者の主人公、桜井武史(堺雅人)は自宅アパートで自殺を図るも失敗。ひとまず気を取り直して銭湯へ向かった彼は、ロッカールームで凄腕の殺し屋コンドウ(香川照之)に遭遇します。コンドウの現金がたくさん詰まった財布を目の当たりにした桜井は、コンドウが足を滑らせて気絶したのをいいことに自身のロッカーの鍵と所持品をコンドウの物とすり替えて逃走。

転倒のショックで記憶喪失となり、すり替えられた所持品から自分を桜井だと思い込んだコンドウは、ふとしたきっかけで出会った水嶋香苗(広末涼子)に支えられながら、役者として大成するため日々努力を重ねていくのですが・・・。

【感想】
話しがとても上手くまとまっており、最後まで飽きることなく楽しめる映画です。特にコンドウと水嶋のほんわかした恋愛模様は胸キュン必須。組織が絡んでくるハラハラした展開にも目が離せません。

この映画で香川照之さんは二つの人格を演じているのですが、恐ろしい殺し屋と真面目なおじさんの役がどっちも似合いすぎて、思わず笑ってしまいました。

 

サヨナライツカ

2010年公開。イ・ジェハン監督作品。不倫相手との別れから、25年後に再会するまでを描いた男女の物語。

【あらすじ】
仕事ができて、女性にモテるサラリーマンの東垣内豊(西島秀俊)は周囲から好青年ともてはやされ、順風満帆なエリート街道を歩んでいた。

結婚を目前に控えていた彼は期間限定でバンコクへ出張することになるのだが、現地の飲み屋で出会った不思議な魅力を持つ美女、真中香子(中山美穂)と一線を越えてしまう・・・。

【感想】
はたから見たらイケイケリーマンが海外で火遊びして帰ってくるっていうだけの不倫映画なのですが、矛盾を抱えた感情の描き方とか、時の流れで価値観が変わっていく様が妙にリアルで、深く記憶に残りました。

やって後悔するより、やらないで後悔するほうが後悔の度合いが大きいという話をよく聞きますが、必ずしもそうじゃないなと思える作品です。

ちなみにタイトルにある「サヨナライツカ」という言葉は、豊の婚約者(石田ゆり子)が作った詩で、内容を聞くとこれまた感慨深い気持ちにさせられます。

 

まとめ

私は昔から映画やドラマのストーリーを説明するのが下手で、慣れるために記事を書いてみたのですが、やっぱり難しいですね。うまく伝えることができれば幸いです。

またおすすめの映画があったら追記していきます!

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