こんにちは!のとむらです。西部開拓時代に活躍したと言われているボウイナイフ。あの手に余るほどの大きな刀身は、見ていて迫力がありますよね。
しかし、ボウイナイフは値段が高く、ランドールなんかですと15万円ぐらいします。
そこで私は調べに調べをつくし、安く手に入るボウイナイフを見つけてきました!
ボウイナイフとは?
「それは、ナイフと呼ぶには大きすぎた・・・」
西部開拓時代に活躍したと言われている大型のナイフ。ブレードが長くて幅も広く、剣の柄のようなダブルヒルトが付いているのが特徴。
ただ、その形を成していれば全てボウイナイフになるかというとそうでもなく、カスタムナイフのボウイナイフなんかですと、ヒルトをあえて片側だけにしているものもあります。
なんでこんなデカいのかと、武器と作業の2つの機能を兼ね備えていたから。
西部開拓時代の人々は、このナイフ一本で獲物を仕留め、仕事をしていたのですね。一本でなんでも済ませてしまうところがワイルドです。
Muela(ムエラ)MAGNUM-23.TO マグナム
スペインのナイフメーカー「ムエラ」が製作したボウイナイフ。
鋭いブレード形状と、スタッグハンドルが印象的ですね。
スタッグハンドルといえば高級なイメージがありますが、なんとこちらのマグナムは3万円以下で買えちゃいます。
ブレードがとにかく長い
マグナムのブレード長は約230mm。普通のシースナイフがだいたい100mm前後なので、2倍は長いことになります。
刃厚も4.5mmと分厚いので、まずへし折れたりはしないでしょう。
ちなみに全長は360mm。重量は405gです。
ブレード鋼材
ムエラマグナムのブレード鋼材は「X50CrMoV15」。ドイツ製のステンレス鋼で、研ぎやすく耐食性が高いのが特徴。
低価格でありながら、ヨーロッパの鋼材が使われているのは嬉しいですね。
バトニングに有利
刃が長いと太い薪が割りやすくなります。
バトニングは、刃先に近いほうのブレードの背を木材でコンコン叩いて割っていくのですが、刃長が短いと軌道が少しズレただけで刃先が薪の中に隠れてしまうのですよね。
そうするとハンドル側の背を叩かなくてはいけないハメになり、一気にやりづらくなります。(最悪の場合、ナイフが挟まって抜けなくなることも)
そこでこのマグナムですよ。リーチがじゅうぶんにあるので、少しぐらい軌道がズレても刃先が隠れません。
熊と闘える?
西部開拓時代、武器としても使われていたというボウイナイフ。
その時代のワイルドな彼らはバッファローなんかを仕留めていたそうですが、日本国内で闘う相手がいるとしたら熊でしょうかね?
熊の弱点は口の中。
ボウイナイフのリーチを活かして口の中に見事ヒットさせることができれば撃退もできるでしょう。
ただ、こちらも無傷では済まないので、最悪の事態の最終手段と考えたほうが良さそうです(笑)
調理にも使える
こんだけ刃が長いと包丁代わりにもなります。
大きな野菜や肉もワイルドに切れますね。
デメリット
・持ち運びに不便
・周りに恐怖をあたえやすい
ムエラマグナムのデメリットはこんなところですね。
重量405gといったら、モーラナイフの「コンパニオンヘビーデューティーMG」の4本分に相当します(笑)
必要以上にでかいので、ナイフに知見がない人が見たらびっくりしてしまうでしょう。
まとめ
扱いが難しいイメージがあるボウイナイフですが、ボウイナイフこそがナイフの種類として最も優れていると評価する人もいます。
見た目もカッコイイので、一本は手に入れたいものですね。
Muela/ムエラ MAGNUM-23.TO マグナム 230mm /スタッグハンドル ボウイナイフ
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