こんにちは!のとむらです。キャンプといえばテントを張って泊まり込みをするイメージが強いですが、
日帰りで行なうデイキャンプなるものがあります。
泊まりがけのキャンプよりはるかに荷物が少なく、その日じゅうに家に帰れるので体調を崩すリスクも少なめ。
なにより外での食事や焚き火だけといった、キャンプのいいとこ取りができるので、手軽に楽しみたい人におすすめです。
今回は三浦半島の水戸浜海岸で、焚火とナイフで遊ぶためにデイキャンプに行ってきました!
水戸浜海岸に到着
京急三崎口駅から歩いて20分ほどで水戸浜海岸に到着。気温がちょうどいいですが、この日は風が強いです。
腰掛けにちょうどよい木があったので、ここを拠点にすることにしました。
本日のデイキャンプ装備
本日持ってきたキャンプギアはたったのこれだけ。
・バック フォールディングハンター#110
・ガーバー ウルトラライトLST
・ソロストーブライト
・スノーピーク トレック900
・マッチ
・固形燃料
・キャンプ用グローブ
・バーボンウイスキー
・デュラレックス ピカルディ
おや?おかしなものが混じっているぞ。
こちらの瓶はバーボンウイスキーの「エズラブルックス」。荷物が軽く済んだのでボトルごと持ってきちゃいました。口あたりが良いのでストレートでもいけます。
グラスはデュラレックスの「ピカルディ」。この価格にして通常のガラスより3倍の強度があるのでめったなことでは割れません。外でウイスキーを飲むのにスキットルも良いなとは思うのですが、良いやつは高くて高くて・・・。
ソロストーブの一番小さいやつはスノーピークの「トレック900」にすっぽり収まります。一緒にするのは衛生的に抵抗があったのですが、今日はいいかなって感じで突っ込んじゃいました。
風が強いのでどうしても火がつかなかったときのために、固形燃料も用意。
あとは今日遊ぶナイフが2本です。
フォールディングハンターでフェザースティック作り
さっそくナイフを使っていきましょう。まずは「バックフォールディングハンター#110」から。
道すがら拾った薪・・・というか枝でフェザースティックを作ります。さすがというべきか、柔らかい木ならザックリと刃が入ります。
こちらの硬い木は少々手こずったのですが、鈍角ぎみにしてストロークを短めにしたら上手くいきました。頑丈なので遠慮なくゴリゴリ削れます。
ウルトラライトLSTでフェザースティック作り
続いてガーバー製の「ウルトラライトLST」。こちらは硬い木だとパワー不足というか、刃を動かしたときにナイフ本体がガタガタと揺れてしまって全然削れません。
しかしその反面、細くて柔らかい木だとフォールディングハンターよりもやりやすかったです。小さくて小回りが利くぶん、細かい作業には向いているようですね。
かつてサバイバルのプロフェッショナル、柘植久慶さんは言っていました。フィールドにはそれぞれサイズの違うナイフを3本持っていくのがベストだと。
たしかマチェット、シースナイフ、マルチツールとかだったかな?
荷物に余裕があるなら何本か持って行ってもいいかもです。私は単純にいろんなナイフを使いたいだけというのもありますが(笑)
それぞれの得意分野がわかったところで終了。本当はもっと丁寧にやりたかったのですが、時間が押しているため、焚き火に移ります。
というか出来栄えが鼻で笑われるレベルですね(笑)
ソロストーブで焚火
さきほどフェザースティックを作る過程で出た木くずを火種にしてマッチで着火!
と思いきや強風のため木くずに燃え移る前にマッチの火が消えてしまう(笑)
焚火の達人であれば、こんな状況でもファイヤースターターひとつで火をおこせるのでしょうが、私は火がつけば何でもいいという性分なので、遠慮なく固形燃料に頼りました。
固形燃料は火さえつけば、風があっても燃え続けてくれるので火おこしが非常に楽になります。
トレック900で湯沸かし
カレーメシ用のお湯を沸かすため、「トレック900」に水を入れてソロストーブの上に置きました。
下は砂地で傾きやすいので、設置には細心の注意を払います。
ソロストーブなら薪を足せば火力が出せるので、風が強くても大丈夫かなと思っていたのですが、なかなかお湯が沸きません。
そこで、さきほどフェザースティックにした薪をくべて、火が漏れないようにトレック900の底面でグッと押さえつけたところ、見事に沸騰しました。
どうやら工夫をすれば風が強いときでもソロストーブは使えるようです。また、いったん燠ができてしまえば再燃しやすくなるので、私のように最初だけ固形燃料みたいな反則技を使うのも手です(笑)
熱々に上手く作れたカレーメシ。しかし強風でみるみるうちに冷めていくので、味わう余裕がありませんでした(泣)
トレック900の蓋でベーコンを焼く
続いてトレック900の蓋をフライパンにしてブロックベーコンを焼いていきます。
フォールディングハンターでザク切りにしたベーコンを火に当てようとしたところ、またしてもトラブルが発生。
なんとカレーメシを食べている間に、せっかくできた燠が消沈してしまいました。しかたないので生のままウイスキーを飲みながら食べていたら奇跡的に火が復活!
最後のひとくちだけ焼いて食べることができました(笑)もうちょっと待てばよかったなぁ〜(泣)
本日の教訓:火はまた昇る
デイキャンプ終了と反省
日も暮れてきたので、片付けて帰宅。装備が少ないと撤収もスピーディーで楽です。
後日談ですが、ススだらけになったトレック900はステンレスたわしでこすったら、ほとんど落とせました。
しかしデイキャンプといえど風が強い日はきついですね。火はおこしにくいわ、作った食べ物はすぐ冷めるわで、のんびりと景色を楽しむ余裕がありません。
次からはなるべく風がない日に行きたいと思います!
帰りに三崎口駅近くで見かけたネコちゃん。
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