ナイフを訪ねて「ガーバーLMFサバイバルナイフ」

世界にはじつにたくさんのナイフがありますが、その全てを集めるのは不可能です。しかしナイフ好きの私としては、できるだけ色々な種類のナイフをこの目でおさめたい。

そこで、ひとんちのナイフも紹介していこうと思いました。俗にいう、「あなたの鞄の中身を見せてください」的なやつですね。どれだけの数を紹介できるかは分かりませんが、いけるところまでいってみます!

記念すべき一本目は実家の父親が持っていたナイフ。なんと米軍の知り合いを経由して入手したものだそうです。

GERBER(ガーバー) LMF サバイバルナイフ


世界的に有名なナイフメーカーであるGERBER(ガーバー)。こちらの「LMFサバイバルナイフ」は文字通りのサバイバルナイフ。同じモデルで背にギザギザが付いているタイプもあります。

正確な発売時期が分からないのですが、1980年代後半~90年代後半あたりに生産されていたようです。現在では廃版になっており、入手するにはオークションで競り落とすか、人から譲り受けるしか方法がありません。

ブレード材は440A。一見スポンジのようなハンドル材は「ハイパロン」。全長は271mm。刃長は130mmと比較的長めです。

戦闘用ナイフのような形状

形状から察するに、LMFはサバイバルナイフというより、戦闘向けのナイフなのではないかと思いました。各部をひとつずつ見ていきましょう。


まずシースの作りがとても良いです。下手すればナイフ本体よりも目をひきます(笑)分厚いナイロン製で、入れっぱなしにしていても錆びる心配がありません。


ベルトループが付いており、腰にぶら下げることも可能です。


ボタン留め部分。布部分に刃が当たらない設計になっており、片手でナイフを引き抜くことができます。


シース中央の布も裏側がボタン留めになっています。リュックのショルダーストラップにでも取り付けるのでしょうか?


シースの裏側。


ヒルトは大きめ。これならしっかりと指をガードしてくれそうです。ハンドルも握りやすいように指をかける箇所にへこみがあります。表層部分がスポンジのように柔らかくて握り心地が良いです。

ただ、私の手には少し大きかったようで、指同士の隙間が広く感じられました。手が小さい人には使いづらいかもしれません。


ハンドルエンド。かたいものや窓ガラスを割るのに便利そうです。


ブレード部分。大振りなナイフですが、鋭いエッジ付けがされています。440Aは、ステンレスのなかでもトップクラスで錆びにくい鋼材だそうです。


上から見た状態。刃厚が箇所によって違いますね。これはフォールスエッジと呼ばれるもので、もともと背にギザギザを付けるつもりで作った構造なのだとか。

切れ味

コピー用紙はふつうに切れました。しかし、バックフォールディングハンターやケラムウルヴァリンと比べると、少し切れ味が劣ります。

重心

重心はブレード寄り。こまかい作業はやりにくそうですが、鉈のように叩きつける使い方には向いていそうです。まあ、サバイバルナイフですからね。荒っぽい使い方をするのが前提なのでしょう。

デメリット

持ってみた感じ、以下のようなデメリットを感じました。

・切れ味がそんなに良くない

・ハンドルの人差し指と中指を置く位置が決まっているので、手が小さい人には使いにくい

・フルタングじゃないので耐久性に不安がある

まとめ

「LMFサバイバルナイフ」はデザインが抜群にかっこいいですね。最近のサバイバルナイフってだいたい黒錆び加工がされてしまっているので、貴重な一本なのではないでしょうか。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA