こんにちは!のとむらです。引き続きナイフワークショップ第2弾。
今回は「ナイフワーク実践編」。内容は中・上級者向けとなっており、ゴリゴリとナイフを使っていきます!
前回の講習以上にナイフ好きが集まったため、現場は大盛り上がりとなりました。
ノッチ作りを教わる

場所はおなじみ「UPI OUTDOOR 鎌倉」の庭。
ナイフで切削するのが勿体ないと思えるほど、状態の良い木が並んでいます。

今回メインで教わるのがノッチ作り。
ノッチとは、木をナイフで削ってできた溝のことで、ノッチを付けた枝同士を組み合わせて色々な道具を生み出すことができる、ブッシュクラフトの定番スキルです。

作る道具は、取っ手を引っ掛けるための「ポットフック」。
手先が不器用な私ですが、果たして上手く作ることができるでしょうか?
先生:「木の皮部分は脆いので、最初に全部剥いて生木にしてください。そうすることで、ノッチを作った後も強度を保つことができます。」
さっそく自前のナイフを使って枝の皮を剥ぐことに。

私が持ってきたのはビクトリノックスの「ソルジャーナイフ」。
ブッシュクラフト向きではないし、そもそもマルチツールですが、特に問題なく皮を剥くことができました。
ただ、切れ込みを入れる工程ではバトニングする必要があったので、そのときだけモーラナイフのコンパニオンヘビーデューティーをお借りしました。
このナイフワーク実戦講習に参加希望で自前のナイフを使いたい場合は、フルタングか叩いても問題ない強度のシースナイフを持ってきたほうが良いでしょう。
先生:「ノッチ作りは最初にしっかり深く切れ込みを入れると、上手くいきやすいです。削るときについ力が入ってしまっても、切れ込み部分で刃が止まってくれるので、ケガの防止にもなります。」

見よう見まねで作ったノッチ。
かなり不格好ですが、機能するでしょうか?

かろうじてケトルを吊りさげることができました(焦)
罠を作る(遊びで)

続いては罠づくり。「スプリングスネア」と呼ばれる罠の一部を作ることに。
ノッチ同士ではめ込んだ枝に衝撃が加わることで外れ、獲物がピーンと引っ張られる仕組みなのですが・・・
許可なく設置したり、動物を捕獲するのは法律違反になるため、一部分だけ作ってすぐに破棄する方針です。
参加者同士でペアになり、お互いのノッチが上手く噛み合うよう調整しながら削っていきます。

完成。ノッチ同士も無事に噛み合いました。
最後に罠がちゃんと作動するかのテストを行い、今回のワークショップは終了。
子どもの頃に砂場遊びをしたときのようなテンションが蘇りました。
男だらけのナイフトーク
ワークショップが終わり、この後コーヒーをいただけるとのことだったので、出来上がるまで参加者同士で雑談することに。話題はもちろんナイフ方面。
「バークリバーのブラボー1はやっぱいいっすよね。」
「CPM-3Vだっけ?あれ硬くて研げなくない?(笑)」
「でもコンベックス好きなんですよー。」
「フォックスリバーもいいよね!あのブレードの曲線が・・・」
「今月新しいナイフ買っちゃうと金やばいな〜。」
私はナイフ好きの人に出会う機会があまりなかったので、新鮮というか、ずっとこのときを待っていたというか、不思議な気持ちになりました。

先生が見せてくれたお気に入りナイフ。
ガーバーの「ポールナイフ」というモデルで、かなり希少。
先生:「実用ナイフと愛でるナイフは別々に持っておきたいんですよね。」
それ、めっちゃ分かります!!(笑)
男だらけ、ナイフだらけ、共感だらけの一日でした。

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