こんにちは!のとむらです。アウトドアナイフの形状は大まかに3種類あります。
シースナイフ、フォールディングナイフ、マルチツールナイフです。
それぞれの魅力ついてお伝えしたいと思います。
自分に合ったナイフ形状を選ぶことで、よりいっそうアウトドア活動を楽しむことができるので、良かったら参考にしてみてください。
シースナイフ(フィクスドナイフ)
ブレードとハンドルが一体になった形状のナイフのこと。
シースと呼ばれる専用の鞘が付いてくるのが特徴です。
使い方が幅広く、切れ味と耐久性に優れたモデルであれば、ナイフ3大技法であるチョッピング・バトニング・フェザースティックを一通りこなせます。
※チョッピング=木を叩き切る技法
※バトニング=ナイフのブレードの背を叩いて木を割る技法
※フェザースティック=木を薄く削ってささくれを作る技法
標準的なサイズとしては、刃長110mm前後、刃厚3.5mm前後。
手のひらに乗るほど小さなものから、両手持ちできるほど大きなものまで色々あります。
キャンプやブッシュクラフトで使う刃物を一本に絞りたい場合は、刃長120〜250mm、刃厚4〜7mm、フルタングかそれに近い強度のあるモデルがおすすめです。

ジョーカーの「ノマド」。
やや大型のフルタングナイフで、チョッピング・バトニング・フェザースティックをこれ一本でこなせます。

刃持ちが良く、刃こぼれに強いコンベックスグラインドのため、かなり頼もしいです。

モーラナイフの「ガーバーグ」。
重くなりがちなフルタングとしては軽量コンパクトで、水濡れや汚れに強い素材でできているため、気兼ねなくガシガシ使えるのが強み。

刃長が標準的なのでチョッピングの威力は低めですが、切断に特化したノコギリと組み合わせることで弱点をカバーできます。

ケラムの「ウルヴァリン」。
切れ味と握り心地が抜群で、フェザースティックがとても作りやすいです。

軽くて耐久性が低いためチョッピングとバトニングはできませんが、破壊力に特化した斧と組み合わせることで弱点をカバーできます。
フォールディングナイフ
ブレードを折りたたんでハンドルに収納できるナイフのこと。
コンパクトで持ち運びしやすく、衣服のポケットに入れておけば、使いたいときにサッと取り出せます。
標準的なサイズとしては、刃長80mm前後、刃厚2.5mm前後。
シースナイフより耐久性が低いため、チョッピングとバトニングはできませんが、
取り回しと機動性が良いため、フェザースティックや食材カットなどの細かい作業、急ぎで何かを切りたいときに役立ちます。
片手でブレードを開閉できる「ワンハンドオープン&クローズ」仕様のものが人気です。

ベンチメイドの「グリップティリアン」。

メーカー独自のアクシスロックシステムにより、片手で楽々とブレード開閉が可能。
スタイリッシュな見た目に反して、刃持ちの良い鋼材かつ刃持ちの良いエッジ角度となっているため、おそらく一生使えます。

バックナイフの「フォールディングハンター#110」。

古い型式のため、重たくてブレード開閉も両手で行う必要がありますが、そのぶん切れ味と耐久性が高いのが強み。

完成されたデザインで、使い込むほど味が出るため、実用性抜きにして持っておきたくなるナイフです。

オンタリオの「ラット2」。

標準的なスペックのフォールディングナイフで、切れ味と耐久性がなかなか優秀。
グリップティリアンほど早くはないですが、片手でブレード開閉も可能です。
マルチツールナイフ
ナイフ以外にノコギリ、栓抜き、ドライバーなどのツールが付いたナイフのこと。
フォールディングナイフのように折りたたんでハンドルに収納する構造になっています。
ナイフ単体の性能は低い傾向にありますが、ナイフではできない作業ができるのがメリットです。
標準的なサイズとしては刃長2mm前後、機能数は15種類前後。
機能が自分にぴったり合うものだと、便利すぎて手放せなくなります(笑)

ビクトリノックスの「ハントマン」。
マルチツールらしいフォルムで、サイズ感と機能数も標準的。

大小2つのブレードが付いており、ハサミやコルク抜きといった日常で役立つツールも付いています。

ビクトリノックスの「ソルジャーナイフ」。

スイス軍の装備に採用された実績があり、アウトドアに特化したツールで構成されています。

ナイフの前半が波刃になっており、ダンボールを解体したり、パンやステーキを切るのに超便利です。

レザーマンの「サイドキック」。

工具寄りのマルチツールで、プライヤーにスプリングが入っており、物を掴んで放す動作に長けています。

ナイフを片手で開くことができ、切れ味もなかなか優秀。
レザーマンの中でも人気が高いモデルです。
まとめ
こんな感じで、アウトドアナイフの形状の種類は大まかに3種類ですね。
キャンプやブッシュクラフトで使う場合は、ナイフの性能をフルに活かせるシースナイフ。
渓流釣りや登山に持って行く場合は、携行性と機動性に優れたフォールディングナイフ。
人の家に泊まるときや日常の雑務にはマルチツールナイフが適しているかなと思います。

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