こんにちは！のとむらです。ブッシュクラフトで色々なナイフを使い比べているうちに、それぞれの特性やメリットデメリットが分かってきて…
自分が理想とするブッシュクラフトナイフ像が見えてきました。
そこで当ブログを通して、自分なりの研究結果をレポートしていきたいと思います。
第8弾は、最適なシース素材についてです。
シースとは？
ナイフをしまう鞘のことですね。
素材はプラスチック、カイデックス、ナイロン、本革など色々あり、
シャープナーや脚に装備するためのベルトが付いていたりと、機能的なものもあります。
ブッシュクラフトナイフに最適なシース素材は？
1番良いのはカイデックスかなと思います。
頑丈で軽く、水濡れにも強くて何かと安心だからです。
ついでに言うと見た目もカッコイイ傾向にありますね。
ブッシュクラフトの装備は、ナイフも含めてリュックにしまう人が多いと思うのですが、
中で荷物が暴れたり、倒れてナイフが下敷きになったとしても、カイデックスシースなら硬い装甲でブレードを守ってくれます。
2番目に良いのはナイロンですね。
軽くて水濡れに強く、ナイフの出し入れ、腰への取り付けがしやすい傾向にあります。
頑丈さはカイデックスに劣りますが、使い勝手はこちらのほうが上でしょう。
3番目はレザー。
ブッシュクラフトの雰囲気にぴったりで、革特有の経年変化も楽しめます。
水濡れには弱いですが、ブッシュクラフトをわざわざ雨天時にやる人は少ないと思いますし、急に雨が降ったとしても、ビニール袋で簡単に保護できます。
また、ブッシュクラフトナイフと謳っているものはレザーシースを採用している場合が多いです。
実例
コールドスチール「マスターハンターサンマイ」のシースはSecure-Ex(セキュアEX)。
カイデックスに似た質感の素材で、軽くて耐久性が高い。
ボタン留めが外しやすく、ナイフをスッと抜けるので、機動性もバツグン。
ケーバー「ベッカーBK22」のナイロンシース。
しっかりしたボタン留めが2つ付いているので、脱落の心配なし。
前面には小物入れがあり、小さめのフォールディングナイフやファイヤースターターを収納することができる。
裏側には縦と横のベルトループ付き。下側の穴にはパラコードを通しても良い。
ヘレナイフ「テマガミ」のレザーシース。
シンプルなデザインで抜き差ししやすく、逆さまにして軽く振っても脱落しない、絶妙なホールド感。
モーラナイフ「ガーバーグ」のプラスチックシース。
カイデックスより耐久性は低いが、普通に扱えば壊れる心配はなく、軽くて水濡れにも強い。
刃がシースの内側に接触しない構造なので、ナイフが汚れたままでも躊躇なく収納できる。
ガーバー「ストロングアーム」。こちらもプラスチックシースだが、カッコ良く機能的。
吊り下げるためのベルトループと、腰のベルトに横付けするためのパーツも付いている。
ブッシュクラフトナイフに不向きなシース素材は？
さきほどカイデックスが最適だと言いましたが、ものによってはカイデックスが不向きな場合があります。
たとえば、序盤で登場したマスターハンターのシースは発売当初、タイトすぎてナイフを抜き差しするたびに切れ味が鈍ってしまうと不評でした。
今は改善され、そのような不具合はないのですが、中古で買う場合は生産時期に注意したほうが良いでしょう。
以上、最適なシース素材についてでした！
シースの多くは衣服に装備できるようになっていますが、日本では銃刀法や刃物に対する世間の目が厳しいため、たとえキャンプ場であっても人目につくところでは装備しづらいのが現実的です。
とはいえ、見た目がカッコ良くて機能的なシースは、所有しているだけでも気分が上がります(笑)
ナイフとシース、どちらも気に入ったものが見つかると良いですね。
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