こんにちは!のとむらです。ブッシュクラフトで色々なナイフを使い比べているうちに、それぞれの特性やメリットデメリットが分かってきて…
自分が理想とするブッシュクラフトナイフ像が見えてきました。
そこで当ブログを通して、自分なりの研究結果をレポートしていきたいと思います。
第4弾は、最適なブレード形状についてです。
ブレード形状とは?
人によって解釈が違うかもしれませんが、ここではブレードを横から見たときの形状とします。
今のところ20種類ぐらいあるのですが、
・クリップポイント
・ドロップポイント
・ユーティリティー
・ノーマルストレート
・ネスムク
・タントー
市場でよく見かける、ブッシュクラフトに使えそうな形状としてはこれらですね。
ブッシュクラフトナイフに最適なブレード形状は?
私の経験上、一番最適だと思うのはドロップポイントです。
クセがなく使いやすいのと、ブレードの背が下に向かってカーブしていることによって、バトニングで叩く力を伝えやすいからです。
その次に良いのはユーティリティー、ノーマルストレートですかね。
ブッシュクラフト作業をするうえでは、ドロップポイントと使い勝手に大きな差は感じません。
もしブレードの先端をメインに使って細かい作業をしたいのであれば、クリップポイントやタントーなんかも良いんじゃないかなと思います。
実例
バークリバー ブラボー1シリーズ
緩やかなドロップポイント。
先端で突く、ベリーライン(カーブしている部分)を使って食材をスライス、真っすぐな部分で木を削るといった感じで、刃を余すことなく使える。
特別脆くなっている部分もないので、チョッピングやバトニングなど荒っぽい作業もできる。
コールドスチール マスターハンターサンマイ
こちらもドロップポイント。
狩猟用として人気だが、刃厚が約5mmでフルタング並みの耐久性があるので、ブッシュクラフトにも使える。
酷使した後、研いでない状態でも肉がスパッと切れた。
ジョーカー ノマド
独特だが、ドロップポイントの枠に入ると思われる。
ベリーラインがきつく、ここを使っての細かい作業はやり辛いが…
そのぶん先端側に強度と重量があるので、チョッピングの威力は高い。
バックナイフ フォールディングハンター#110
クリップポイント。
本来はハンティングナイフだが、上手い具合に木を削りやすい刃付けになっており、先端部分の使い勝手が良いため、クラフト作業に向いている。
ケラム ウルヴァリン
ノーマルストレートに近い形状。
ベリーラインが緩やかなので刃の入りが良く、研ぎやすい。
ブッシュクラフトナイフに不向きなブレード形状は?
リカーブがある形状は不向きかなと思います。
リカーブというのは内側に向かってカーブしている部分のことで、ククリナイフ(グルカナイフ)やカランビットナイフなど、戦闘向けのナイフに多く見られる形状ですね。
刃の食い込みが良い、雑草を刈りやすいといったメリットはあるのかもしれませんが、木を削る作業には向いてなさそうですし、研ぎにくいデメリットのほうが大きい気がします。
あとはユニークすぎる形状だったり、ブッシュクラフトを想定していない形状もやめたほうが無難です。
もちろん絶対にダメということはなく、デザインが気に入っているとか、あえて使用したいというのであれば、選択としてアリだと思います。
私もあえて作業性の悪い形状のナイフを使ったりしますからね。
ちなみに上の写真は、ガーバーのリバーショーティーというモデルで、カヤック乗りの緊急脱出用ナイフです。
手元を見なくてもロープを切断できるよう上下に波刃が付いています。ブッシュクラフトには向きませんが、威圧感の少ないデザインが人気です。
以上、最適なブレード形状についてでした!
今回の話をまとめると、ドロップポイント、ユーティリティー、ノーマルストレートあたりを選んでおけば間違いないってところですかね。
ブッシュクラフト向けのナイフはドロップポイントか、ドロップ気味の何かになっていることが多いので、選ぶうえでそんなに心配はいらないかなと思います。
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