こんにちは!のとむらです。特別気に入っているわけではなく、使いやすいわけでもないのに、気付けば使いまくってるアイテムってありませんか?
ナイフコレクターの私には、そんなナイフが一本あります。
「ビクトリノックス ソルジャーナイフ」。当ブログでも何度か紹介してきたナイフなのですが、今回はこやつをついつい使ってしまう原因を考察したいと思います。
欠点だらけのビクトリノックス ソルジャーナイフ

スイス陸軍の兵士に支給されているソルジャーナイフの民間バージョン。(中身は同じでロゴマークだけ違う)
機能は10種類で、一見すると便利なマルチツールに見えるのですが、じつは欠点だらけ。
片手でオープンできる仕様にも関わらず、両手じゃないと開けにくいブレード。
なぜか刃体の2/3を占めている波刃。
取り出すと爪を割ってしまうほど固いリーマー。
ロックの効かないノコギリ。
ガチのナイフ好きであるほど、嫌がられる仕様が満載なのですよね。
デザインは良いと思いますが、所有しているナイフの中で一番気に入っているわけではありません。むしろ下から数えたほうが早いくらい。
なのに・・・仕様頻度は一番高いのです(笑)
原因1.手に取りやすい

ビクトリノックスのソルジャーナイフは、そこそこ大きくて重いので、とくべつ携行性に優れているわけではありません。
しかしそのぶん、固定の場所で使うには手に取りやすく、失くしにくいのですよね。
ハンドルがプラスチックだから、うっかり床に落としてもダメージ少なさそうというのもあります。
だからこの中途半端なサイズ感のソルジャーナイフに、つい手をのばしてしまうのだろうと思いました。

ソルジャーナイフよりも小さくて軽量なクラシックAL。ちょっとしたものを切るならこちらのほうが便利なのだが、うっかり失くしそうになるのでほとんど使っていない。

ソルジャーナイフより切れ味が良く、すべてのツールにロックが効くレザーマン シグナル。しかし重量が重たいので使うのに躊躇してしまう。
原因2.家の中で使うのに最適

ソルジャーナイフのブレードは大部分が波刃で、しかも丸っこいので切れ味がそんなに良くはありません。
木を削ったり、釣った魚をキレイに捌くといった、アウトドア的な使い方には不向きです。
しかしそのぶん、切断能力が異様に高い。ノコギリみたいにギコギコできるので、少ない力で物を切ることができます。
こないだ友人の引っ越しを手伝うときに持って行ったのですが、ダンボールを開封したり焼いたステーキを切り分けるのに大活躍しました。(まだこのとき包丁とまな板がなかった)
ナイフ表面がつるつるしているので、水洗いもしやすいです。
原因3.プラスドライバーがだいたいのネジに合う

ソルジャーナイフには太めのプラスドライバーが1本だけ付いているのですが、これがねー、だいたいのネジに合うのですよ。
ドアのゆるみから、家具の組み立てまで、これ一本でこなしています。
バイクなどの大きいネジには対応できませんが、いちいち付け替える必要がないので楽です。
まとめ
なぜビクトリノックスのソルジャーをついつい使ってしまうのか?じっくりと考察した結果、原因が分かりました。
使いやすいのではなく、ちょうどいいのです。
この波刃ブレードとプラスドライバーが、私の需要にぴったりとハマっていたのでした。

VICTORINOX(ビクトリノックス) ソルジャーナイフ 保証書付 0.8461.MWCH 【日本正規品】
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