こんにちは!のとむらです。。フォールディングナイフって、ついつい開けたり閉じたりして遊んじゃいますよね。
あの機能的なギミックと、ブレードを開ききったときの「カチッ」という小気味良い音は、男心をくすぐります。
さて、ベンチメイドのグリップティリアンを買ったのですが・・・
今まで体験した中で最もブレードオープンが楽に行えるナイフでした。
BENCHMADE(ベンチメイド)551-S30V グリップティリアン
アメリカに拠点を置くベンチメイド。
こちらのグリップティリアンは、機能的なフォールディングナイフという印象ですね。
メタリックな色合いの箱と、収納袋が付いています。
折り畳んだ状態。
裏面にはポケットクリップが付いています。
刃長は約88mmと普通の長さ。
反対側はこんな感じ。
刃厚は約3mm。フォールディングナイフとしては少し厚めです。
手に持つとこんな感じ。
ハンドルにチェッカリングが施されているので滑りにくく、なかなかしっくりきます。
アクシスロックが快適
グリップティリアンは、「アクシスロック」という、ベンチメイド独自のロックシステムにより、片手で開閉することができます。
片手で開閉できるタイプのフォールディングは他にもありますが、
爪で弾いたり、手首のスナップを効かせないと上手く開かないことが多いんですよね。
ところがグリップティリアンの場合は、サムスタッドを軽く押し上げるだけでも・・・
こんな感じでスムーズに開きます。
閉じるときはボタンを親指と人差し指で挟んでグッと引き下げ、弧を描くように手首を返します。
パタン。
最初はちょっとコツが要りますが、慣れてくるとスピーディーです。
ちなみに、このように爪をひっかけて・・・
シュピンッと弾くように開けることもできます。
素早く取り出したいときに良いですね。
切れ味
それでは切れ味を見てみましょう。まずはコピー用紙から。
引っかかりが強く、破れたように切れてしまいます。
続いて、わりばしフェザースティック。こちらはそこそこ削れました。
カミソリのような鋭さはないけど、アウトドアで使うぶんには十分な切れ味って感じですね。
ただ、個人的にフォールディングナイフはバトニングができないぶん、切れ味を良くしておきたいので研ぐことにしました。
再びコピー用紙を切り。さっきよりはマシになりましたね。
わりばしフェザースティックもなかなか良い感じに。
もっと研げばさらに切れ味が上がりそうな気がしましたが、やりすぎて失敗しても悲しいので、これでしばらく様子を見るとしましょう。
では最後に堅い木でフェザースティック。焚き付けに使えるぐらいに削れました。
グリップティリアンはロックの両サイドが金属の板で補強されていて、ねじりに強いとのことなので強めに力をかけてみたのですが、軋んだり曲がったりすることはありませんでした。
補強は伊達じゃないみたいですね。
ブレード鋼材
グリップティリアンのブレード鋼材は「CPM-S30V」。
粉末鋼と呼ばれるパウダー状にした金属をガチガチに固めた高級鋼材で、
刃持ちが良く、錆びに強く、靭性が強いために刃こぼれしにくいのが特長。
研ぎにくいのが弱点ですが、それ以外では全体的にステータスの高い鋼材です。
ハンドル材
ハンドル材はガラス強化ナイロン。
軽量で水に強く、プラスチックよりも頑丈です。
チェッカリングが施されているので、滑りにくくなっています。
メリット
・片手でブレード開閉できるので機動性が高い
・鋼材の質が良いので長く使える
・剛性が強いので、堅い木をゴリゴリ削れる
デメリット
・あくまでフォールディングナイフなので、バトニングやチョッピングには不向き
このナイフを買った理由
ベンチメイドのナイフを1本は持っておきたかったからですね。
その中でもド定番なグリップティリアンを抑えておけば、とりあえずは大丈夫かなと(笑)
デザインと性能が両立されており、ギミックも楽しいので、実用と観賞用どっちもいける感じです。
わたしはブッシュクラフトするときのサブナイフにしようと思っています。
ベンチメイド 551-S30V グリップティリアン シルバー直刃 ,折り畳みナイフ ,BENCHMADE Griptilian【日本正規品】
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