ガーバーナイフの希少な154CM。ゲーターフォルダードロップポイントモデル



こんにちは!のとむらです。イギリスの冒険家ベア・グリルスさんが使っていたとされるガーバー製ナイフ「ゲーターフォルダー」。

これには数種類モデルがあり、そのうちの1つを以前にブログで紹介しました。

今回は、ロマンあふれる鋼材「154CM」を採用したドロップポイントモデルを紹介したいと思います。

 

GERBER(ガーバー)ゲーターフォルダー ドロップポイント

アメリカに拠点を置くガーバー。

こちらのゲーターフォルダーは、新しすぎず、古すぎないデザインが印象的ですね。

まずは全体のフォルムからパシャリ。

折り畳んだ状態。

刃長は約95mm。フォールディングナイフとしては、やや大きめ。

万能型のドロップポイントです。

反対側はこんな感じ。

刃厚は約3mm。こちらもフォールディングナイフとしては、やや厚め。

ただし両サイドに補強の金属板が入っていないため、剛性は低いです。

削るときに力をかけすぎるとギシギシします。

ハンドル材はグラスフィルドナイロン。ワニ革のような模様が施されています。

ロック機構はロックバック式。

ブレードを閉じる際、うっかり指を挟まないように途中で半ロックがかかる安全装置システムにもなっています。(慣れるとめんどくさくなりますが)

手に持つとこんな感じ。

ワニ模様がチェッカリングの役割になるので滑りにくく、ベタつかなくて快適です。

付属のナイロンケースはなかなか良い作り。

裏側にはベルトループが付いているので、腰に取り付けることができます。

切れ味

それでは切れ味を見てみましょう。まずはコピー用紙から。

引っかかりが強く、破れたような切れ方ですね。

続いて、わりばしフェザースティック。

カリカリと摩擦感が強いですが、それなりに薄く削れます。

焚き付けを作るには十分な切れ味ですが、個人的にもうちょい切れてほしいので研ぐことにしました。

再びコピー用紙切り。さっきよりはマシになりましたね。

続いてわりばしフェザースティック。こちらもさっきよりはマシですが、刃がなかなか食い込んでいきません。

最後に、フィールドに落ちている堅い枝でフェザースティック。

刃が滑っていくというか、食い込む感じがなく、やっとこさ削れてもボロボロと崩れていきます。

んー、まだちょいと研ぎが足りていない感じがありますね。後で革砥で研ごうかな。

ブレード鋼材

ゲーターフォルダードロップポイントモデルのブレード鋼材は「154CM」

高級なステンレス鋼で、硬度が高くて刃持ちが良く、熱に強く、刃こぼれしにくく、サビに強いのが特長。

その反面、硬いがゆえに研ぎにくいという弱点があります。

とは言え、研ぐのが下手な私でも刃を付けることができたので、大半の人は大丈夫じゃないかと思います。

ジェット機の部品にも使われているロマンあふれる鋼材で、個人的に一番好きです。

メリット

・ロックが強固なので安全性が高い
・フォールディングナイフの中では握り心地がバツグンに良い
・落としたときにハンドルが衝撃を吸収して、ダメージを抑えてくれる可能性がある

デメリット

・慣れると安全装置が煩わしくなってくる
・箱出し時の切れ味が悪く、研ぐのも難しい

このナイフを買った理由

ガーバーで154CMを使っているナイフは希少なので、1本は持っておきたかったというのが理由として大きいですね。

研ぐのが難しくて剛性も低いので、使いやすさは微妙ですが・・・

グリップが良くて見た目がシンプルなところが気に入っています。

腰に取り付けられるケースも付いているので、「とりあえずナイフ使うか分かんないけど、山に行くから持ってくか」という状況にぴったりなナイフですね。

 


ガーバー G06064 ゲイター ドロップポイント ストーンウォッシュ 折り畳み ナイフ 154CM鋼/GFNハンドル GERBER Gater drop point knife

 


ベンチメイド 556-S30V ミニ・グリップティリアン シルバー直刃【日本正規品】

片手でサッと取り出せて、剛性の強いフォールディングナイフが欲しい人は、こちらのベンチメイドのグリップティリアンが良いかもしれません。

ハンドルに厚みがあるのでグリップも良いです。

 

 

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