モーラナイフガーバーグの切れ味は?バトニングとチョッピングで検証

こんにちは!のとむらです。以前、モーラナイフのガーバーグについて紹介記事を書いたのですが、今回はもうちょい深掘りして、バトニングやチョッピングをしたらどうなるか検証していきたいと思います。

ガーバーグ欲しいけど、切れ味とかアウトドアでの実用性が気になる!という方は参考にしてみてください。

MORAKNIV(モーラナイフ)ガーバーグ マルチマウント


まずはかるくナイフ紹介から。スウェーデンのナイフメーカー「モーラナイフ」のラインナップの一つである「ガーバーグマルチマウント」。

ブレード鋼材がステンレスのものと、カーボン(炭素鋼)のものと2種類あるのですが、今回検証するのはステンレスのほうです。

ガーバーグは、タングがハンドルエンドまで突き出た「フルタング」と呼ばれる部類のナイフで、普通のナイフよりも頑丈にできているのが特徴。

そのため、薪割りなどのハードな作業もこなせるともっぱらの噂ですが、実際のところはどうなのでしょうか?刃こぼれしたりしないのでしょうか?

そのあたりをじっくりと検証していきましょう。


じつは今回、わざわざフィールドで検証しようと思ったきっかけがこれ。ガーバーグは耐久性を高めている代わりに切れ味が控えめらしく、コピー用紙がキレイに切れません。

この切れ味の悪さに驚き、アウトドア的な使い方ではちゃんと性能を発揮してくれるか気になっていたのです。

バトニング

最初はナイフの基本テクニックであるバトニングから。

バトニングとは簡単に言うと薪割りのことで、垂直に立てた薪の上にナイフの刃を当て、木材でナイフの背をカンカン叩いて押し割っていくテクニック。

これが上手くできると自由自在のサイズに薪が作れるので、焚き火やバーベキューの火起こしが一気に楽になります。

バトニングをするには、ナイフと、それを上から叩く木材と、硬い土台が必要です。

意外に重要なのが土台。下が柔らかい土だと叩いたときの衝撃を吸収してしまうので、なかなか刃が入っていきません。

平らな石か、丸太状の枝をイカダのように並べて土台を作りましょう。ナイフを振り下ろしてぶつけてしまったときのことを考えると、木の土台のほうが良いですが。


こちらが検証で使う木たち。私は市販で売っている薪を割ることに価値を見出せません。確実に火起こしをするには便利ですが、柔らかくて簡単に割れてしまうので面白くないのですよね。お金もかかりますし。

このようなフィールドに落ちているカッチカチの木を割れてこそのフルタングナイフです。

能書きダラダラになってしまったので、そろそろ始めましょう。


ナイフの刃を当てて・・・てかゴメン。写真撮りやすくするために何回か叩いちゃった。


木材でカンカン!うむ!無事に刃が入り込みました!


ここからナイフ先端の背を叩いていくわけですが、ちょっと短い。大丈夫か?


ひたすら叩きます。メリメリと進み、中間地点に到達。しかし本当に硬い。5分は叩いた気がする。

途中でナイフ先端が隠れてしまったので、やむを得ずハンドル側の背を叩きました。ナイフの背は木で強く叩いてもへっちゃらですが、ハンドルをうっかり叩いてしまうと傷付くので注意が必要だす。だすってなんだ。


さらに叩き続ける・・・と、ここでアクシデント発生。なんと木が硬すぎるあまり、土台にしていたコンクリートブロックが先に割れてしまいました。そのへんに落ちている木の生命力、恐るべしです。

さらに最悪なことに、一番硬い部分に到達したためかナイフがこれ以上進まなくなり、抜けなくなりました。や、ヤバい!


そこで急きょ、叩くのに使っていた木材をガーバーグの刃に当てて削り、木の割れ目に入れるための楔(くさび)をつくる作戦に出ました。でもさすがガーバーグ。木に挟まっちゃってもカッコイイ。


こいつを割れ目に差し込み、他の木材で叩いて押し広げていきます。


挟まっていたナイフがころんと抜け落ち、救出に成功。さっきまで挟まっていたくせに堂々としていやがる。


せっかくなので、このまま楔を打ち込み続けて割ってしまいましょう。ガーバーグのハンドルエンドで楔を叩いていきます。ハンマー代わりに使えるのもフルタングのメリットですね。


あともう少し・・・


パッカーン!みごと真っ二つ!!一時はどうなるかと思いましたが、知恵と工夫があればなんとかなるもんですね。


刃の一部分がほんの少しだけへこみましたが、目に見えるほどの刃こぼれはなし。エッジの耐久性は本物です。


ここからはイージーゲーム。いったん半分に割れてしまえば、割り増やすのはあっという間。


ちなみに、上から叩く木材もこのように先端が重いほうが刃が入っていきやすいです。


6人兄弟になりました。一人めっちゃ小さい子がいる・・・

フェザースティック


続いて、バトニングで割った薪でフェザースティックを作ります。

体重をかけて長めに削ることも、手首のスナップを効かせて毛羽立たせるように削ることもできました。

決して完成度が高いとは言えませんが、焚き付けにはじゅうぶんなクオリティです。

チョッピング

最後はチョッピングの検証。チョッピングとは、斧を振り下ろすようにナイフを叩きつけて対象物を切断するテクニック。

別段むずかしくはないのですが、刃こぼれするリスクが高いのでバトニングするよりも勇気がいります(笑)

木に対して直角に叩きつけると刃へのダメージが大きいので、45度くらいの斜め角度でやりましょう。


ザックザック・・・うん、手首がいてぇ(泣)しかしグリップが良いので、手首へのダメージを最小限に抑えてくれます。


約3分ほどで切断完了。バトニングよりも楽にできました。刃こぼれも一切なし!

太い木が2本あると、即席の焚き火用カマドが作れるので、チョッピングはなかなか便利なテクニックです。


余談ですが、こんなふうに突き刺すと、かんたんには抜けないので注意。

まとめ

野外で使ってみたところ、モーラナイフのガーバーグはとても実用性の高いナイフであることが分かりました。

コピー用紙をスパッと切るような鋭い切れ味はないですが、バトニングやチョッピングなど、ハードな作業では大活躍します。

フルタングナイフを探している方に、間違いなくおすすめできる一本です。


モーラ・ナイフ Morakniv Garberg Multi-Mount

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