おそらく世界で一番有名であろう折りたたみ式ナイフ、「バックフォールディングハンター#110」。
私も一本持っており、切れ味が良くて重厚感があるのでとても気に入っています。
ただ、ネックなのがその管理方法。
付属のケースは本革なので入れっぱなしにしていると錆びますし、真鍮製ハンドルならではの「緑青」という、粉みたいなサビも発生するリスクがあります。
かといって椿油を塗って紙を巻いて、厳重に保管するのも面倒ですよね。そこで、楽に管理する方法を考えました。
月に一度ナイフ本体をとりだす
フォールディングハンター#110を持っている方の多くは、ふだんは革ケースに入れて押入れや棚の中に保管しているのではないでしょうか?
しかしこれではナイフの存在を忘れやすく、何年もしまいっぱなしにしてしまう危険性があります。気付いたときにはサビと緑青だらけでは泣くに泣けませんよね。
そこでおすすめしたいのが、月に一度だけ革ケースから取り出して、部屋のどこか目につくところに数日間だけ出しっぱなしにするという方法。
部屋のなかに刃物を放置するという、かなりクレイジーな方法ですが、確実に風通しが良くなるので、錆びや緑青の発生を防ぎやすくなります。
単純に出しっぱなしにするだけなので超簡単。椿油もいらないのでメンテナンス費用の節約にもつながります。
私も実施しているのですが、今のところ錆も緑青も発生していません。
注意点
この方法はあくまで一人暮らしの方向けです。ご家族や小さなお子さんと一緒に住んでいる方は、怪我をする恐れがあるので別の方法をとったほうがいいでしょう。
また、何日も出しっぱなしにしておくと、ホコリをかぶり、ロック機構の隙間に入り込んじゃうので厄介です。2〜3日経ったら、ホコリがかぶらないところに戻しましょう。
ついでに革ケースも手入れ
月1といえば、ちょうど革の手入れに必要な頻度です。フォールディングハンター#110を取り出したついでに革ケースも手入れしちゃいましょう。
詳しいやり方は別記事に書いていますので、良かったら参考にしてみてください。
ついでに料理に使ってみる
せっかくナイフを買っても、ほとんど使わないようでは宝の持ち腐れです。
ひっぱり出したついでにフォールディングハンターを料理に使ってみましょう。これで分厚い肉を切ると、包丁とはまた違ったワイルドな気分が味わえますよ。
私はフォールディングナイフのように複雑な構造を持つナイフを水に濡らすことに抵抗があるので、使い終わった後は除菌ウエットティッシュで拭くようにしています。
お肉の脂もキレイに拭き取れるのでおすすめです。
まとめ
本当ならもっと手をかけてあげたほうが良いのかもしれませんが、バックフォールディングハンターシャープ110は頑丈さが取り柄です。
気をつけるところだけ気をつけて、ラフに扱いたいなと思います。
BUCK(バック) フォールディングハンター110 BK-5
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