ファルクニーベンF1とS1とA1の違い。用途別に最適モデルを考察


こんにちは!のとむらです。スウェーデン空軍パイロットの装備に採用された実績を持つ「ファルクニーベンF1」。

生存を目的としたサバイバルナイフの意味合いが強いみたいですが、この他にもいくつかモデルがあります。

その代表的なものが、「S1」と「A1」で、主な違いは大きさです。

というわけで今回は、それぞれの違いを一覧化し、用途別に最適なモデルはどれかを考察したいと思います。

 

FALLKNIVEN(ファルクニーベン)F1

全長:約210mm
刃長:約97mm
刃厚:約4.5mm
重量:約150g
ブレード鋼材:ラミネートVG10
ハンドル材:サーモラン
ブレード形状:ドロップポイント
エッジ形状:コンベックスグラインド
タング構造:寒冷地仕様フルタング

3種のなかで最も小型なモデル。

操作性を損なわないギリギリのサイズ感となっており、手が大きい私でも指が余りません。

小型なので作業効率は落ちますが、チョッピングとバトニングも可能。

軍採用されていることもあり、3種の中では最もサバイバルナイフ感を楽しめます。

FALLKNIVEN(ファルクニーベン)S1

全長:約247mm
刃長:約130mm
刃厚:約5mm
重量:約190g
ブレード鋼材:ラミネートVG10
ハンドル材:サーモラン
ブレード形状:ユーティリティー
エッジ形状:コンベックスグラインド
タング構造:寒冷地仕様フルタング

3種の中では中型となるモデル。

F1より刃長が長くなっており、ブレード形状も変わっています。

ハンドルの太さはほとんど変わっていません。

標準的なシースナイフより少し刃長に余裕がある印象。

チョッピングにおいては破壊力と操作性のバランスが良く、切断したい部分を的確に狙い打つことができます。

ハード・細かい作業どっちにも使えるので、3種の中では最も汎用性が高いです。

FALLKNIVEN(ファルクニーベン)A1

全長:約280mm
刃長:約160mm
刃厚:約6mm
重量:約305g
ブレード鋼材:ラミネートVG10
ハンドル材:クレイトン
エッジ形状:コンベックスグラインド
タング構造:寒冷地仕様フルタング

3種の中では大型となるモデル。

S1より全体的に一回り大きくなっています。

ハンドルも手が大きい私でもガシッと握れるほど太くなっており、重心はブレード寄りに。

そのため、チョッピングの威力が格段に上がっています。

当然バトニングの威力も反則級。

ハンドル材がクレイトンに変わり、土汚れが付きやすくなっていますが、弾力があるので強く打ったときに手が痛くなりにくいです。

最適モデルは?

F1、S1、A1はいずれも一長一短あるので、好みや用途に合ったものを選ぶのが良いかなと思います。

【F1】
・メインで使っている大型ナイフのバックアップに持って行きたい
・あえてこれ1本で挑み、サバイバル感を味わいたい
・観賞用に(軍採用という点がグッとくる)

【S1】
・調理から薪割りまでオールマイティーに使いたい
・軽量コンパクトでありつつ、実用性を犠牲にしないナイフを求めている

【A1】
・破壊力重視
・ナイフ1本でワイルドにやりたい(サバイバルというよりカウボーイみたいな感じ)

私は正直なところ3種とも気に入っていますが、

焚き木の準備をする際、斧やノコギリを使わずナイフ1本でやりたがる性格なので、この中だとA1の使用頻度が一番高いですね。

サイズと重量に差はあれど、いずれもスリムなのでリュックにしまいやすい。

 

 

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