薪割りの豪象【クードマンサバイバル298M】レビュー



こんにちは!のとむらです。今、スペインのナイフが熱いです。

コスパと実用性が高く、他人とかぶりにくいことから、じわじわと人気が高まっている・・・ような気がします。

そこで私は、象さんマークで有名なクードマンの「サバイバル298M」を買いました。

好みが分かれるデザインではありますが、非常に頼もしく、バトニングしたときに妙な爽快感があるナイフなのです。

 

クードマン サバイバル 298M

スペインに拠点を置くクードマン。

こちらのサバイバルM298は少し派手というか、サイケデリックな印象ですね。

ハンドルをずっと見つめていると、頭がグルグルしそうです(笑)

カッチリとしたロゴマークが描かれた箱。

それでは形状や構造を見ていきましょう。

刃長は約112mmと普通の長さですが、刃幅が大きいのでパワーに期待できます。

ブレード形状は深めのドロップポイント。

エッジ形状は切れ込みの良いホローグラインドです。

刃厚は約5.2mmのフルタング。

このサイズ感で5mm超えはなかなか希少です。

ハンドルは耐久性と耐水性の高いキャンバスマイカルタ。

手ざわりはサラサラしており、布のような感触です。

ハンドルエンドは鋼材が突き出していますが、この溝が気になりますね。

もしかしたらファイヤースターターを擦るためのものなのかもしれません。(違っていたらすみません)

手に持つとこんな感じ。

ハンドルが指をかけやすい形状になっており、しっかり握り込むことができます。

ヒルト状にもなっているので、安全性も高いです。

私はこれまで色々なナイフを手にしてきましたが、グリップの良さは正直トップクラスですね。

付属のレザーシース。

ベルトに水平取り付けするためのループが付いています。

箱出し状態の切れ味

それでは切れ味を見てみましょう。まずはコピー用紙から。

少し引っかかりますが、問題なく切れました。

続いて、わりばしフェザースティック。

こちらも摩擦感があり、薄く削るのは難しいです。

点数に表すと、80/100点といったところでしょうか。

フィールドテスト

それではいよいよフィールドテスト。直径4cmほどの枝をチョッピングしてきます。

問題なく切断できました。

ハンドルがしっかりと握れて、すっぽ抜けないので安心して打ち込めます。

衝撃吸収力も高く、素手でも全然痛くならないですね。

続いてバトニング。

叩き始めは普通の感触でしたが、ある程度入ると刃厚と刃幅の恩恵が発動!

メリメリと割れていき、妙な爽快感を覚えました。

このためだけにバトニングしてもいいなあ(笑)

刃こぼれなし。靭性も高いようです。

割った薪でフェザースティック。

可もなく不可もなくといったところですね。焚き付けには十分でしょう。

酷使後にトマトカットをしてみることに。

刃厚があるものの、ホローグラインドのおかげでキレイに切ることができました。

さすがに薄切りは難しいですが、野外料理ではこれぐらいワイルドなほうがむしろ映える気がしますね。

【結論】
パワフルで安全性が高く、バトニングと食材カットが優秀。

キャンプ・ブッシュクラフト・ハンティング・釣りなど、あらゆるアクティビティで役立つナイフと言える。

ブレード鋼材

サバイバル298Mのブレード鋼材は「N695」

オーストリア製のステンレス鋼で、440Cとほぼ同じ性質を持っています。

切れ味が良く、刃持ちが良く、研ぎやすく、サビに強いのが特長。

弱点の少ない、バランスがとれた鋼材です。

このナイフを買った理由

普通サイズのナイフでありながら、刃厚と刃幅が大きいところに惹かれたからですね。

最初は見た目がサイケデリックで敬遠していたのですが、

いろんなナイフを買っていくうちに目が肥えてきたのか、これはこれでカッコイイなと思えてきて買いました(笑)

本来はハンティング用ですが、私はこのパワーを存分に生かしたいので、コンベックスに研ぎ直そうと企んでいます。

 


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