治験ボランティアに危険性や副作用はあるか?やってみた結果



こんにちは!のとむらです。報酬が高いことで知られている治験ボランティア。

内容は色々ありますが、一番メジャーなのは投薬+入院の案件ですよね。

まさに実験体という雰囲気バリバリで、危険性や副作用がないのか気になるところ。

そこで今回は、かつて治験ボランティアに参加した私の体験談をお話したいと思います。

 

治験の流れ

治験に参加するにはまず、参加者と治験を行う病院を仲介する会社に登録することから始めます。

その後、自分が参加したい治験の枠に申し込むといった感じです。

1.仲介会社に登録
2.参加したい治験に応募
3.仲介会社からの質疑応答(主に健康状態について聞かれます)
4.事前検診&説明会(報酬が発生)
5.入院(報酬が発生。途中リタイアしたら減額)
6.退院して完了報告を待つ(このときに満額もらえることが確定する)

入院を伴う案件が圧倒的に多く、通院だけで済む案件は少ない傾向にあります。

どのタイミングでも自主的にリタイアすることができますが、減額対象となります。

反対に、参加者本人に何らかの問題があって途中退場を言い渡される場合もあり、その場合も減額です。

また、入院をやり遂げても、制約事項を守れなかったら減額となります(入院中に出された食事を残すなど)

投薬は楽だが採血と制約が辛かった

私が参加した枠は3泊4日の入院を2回に分けて行うというものだったのですが、

投薬自体は2泊目の朝に一回飲むだけ(つまり合計2回)でなんてことはありませんでした。

それよりも辛かったのが採血ですね。これがけっこう多くて、一日約15回。

注射って1回か2回なら耐えられるんですけど、これが何十回にもなると拷問を受けているような感覚になり、精神がどんどんやられていくんですよね。

私は途中で気分が悪くなって体温が急激に下がり、気を失いかけました。

そして次に辛かったのが制約。

治験に参加し、報酬を獲得するためには全ての制約をキッチリ守る必要があるのですが、

・入院中に出された食事は完食し、出された食事以外は接種してはいけない
・決められた時間に就寝・起床しなければいけない
・消灯時間になったら携帯電話・PC・本などは没収される
・退院後の一定期間は柑橘類、酒、タバコ、薬、筋トレ、海外旅行の禁止

こんな感じで、かなり縛りがあるんですよね。

私は急に環境が変わると寝つきが悪くなるタイプなので、消灯時間はお腹が空くわ暇だわで地獄でした。

あと退院後に風邪を引いてしまい、制約によって風邪薬が飲めなかったのもキツかったですね。

私が思う治験に向いている人

そんなこんなで、何とか無事に治験を終えることができたのですが、もう一度やれるか?と言われたら正直やりたくないですね。

ただ、参加者の中には手慣れている雰囲気の人もいたので、合う人にとっては本当に合うボランティアなのでしょう。

・どこに行ってもすぐ眠れる
・食べ物の好き嫌いがない
・ある程度の空腹に耐えられる
・注射の痛みに強い
・普段から体調を崩しにくい
・薬に頼ることがほぼ無い

こういったタイプの人であれば、治験に向いているんじゃないかなと思います。

 

 

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