フィンランドの光刃【ブリサトラッパー115Elmax】レビュー



こんにちは!のとむらです。世界には魅力的なナイフがたくさんありますが、外見だけでは分からない部分も多いですよね。

そこで当ブログでは、私が実際に手にしたナイフのレビューをしたいと思います。

今回はブリサのトラッパー115です。

 

BRISA(ブリサ)トラッパー115 Elmax グリーンキャンバスマイカルタ スカンジグラインド

フィンランドに拠点を置くブリサ。以前はエンゾという名称だったそうです。

こちらのトラッパー115は、シンプルでシュッとした形をしていますね。

ちょっとバークリバーのナイフにも似ています。

それでは色々と見ていきましょう。

ロゴがおしゃれな箱。

作りの丁寧さが伺えるブレード。

光の反射で煌めきます。

刃長は約115mmと、少しだけ余裕のある長さ。

ブレード形状は多目的に使えるユーティリティー。

エッジ形状は木を削ることに特化したスカンジグラインドです。

反対側はこんな感じ。

刃厚は約3.5mmのフルタング。

モーラナイフのガーバーグ(刃厚約3.2mm)より少し厚めです。

ハンドルとタングの間には、固定力を高めるレッドライナーが入っています。

スパイン(ブレードの背中)は角が立っているので、ファイヤースターターをこすって火花を飛ばすことが可能です。

ハンドル材は耐久性と耐水性の高いグリーンキャンバスマイカルタ。

すべすべした質感で、水が染み込まないタイプです。

手に持った状態。

少し薄いですが、ふくらみがあるので握りやすく、フェザースティックなどの細かい作業をするにはちょうどいい厚みと思われます。

付属のレザーシース。

絶妙なホールド感で抜き差ししやすく、

ベルトループはこのようにパタパタ動くので、腰に装備した状態で座っても邪魔になりません。

切れ味

それでは切れ味を見てみましょう。

見事に一刀両断できました。

続いて、わりばしフェザースティック。

めっちゃくちゃ良く削れますね。刃を入れたときの摩擦感がほとんどありません。

点数で表すと、100/100点といった感じでしょうか。

私がこれまで手にしたナイフの中で1番フェザースティック性能が高いです。

フィールドテスト

直径3cmほどの枝をチョッピング。

威力は低いですが、切れ込みの良さを活かして簡単に切断できました。

続いてバトニング。

こちらも問題なく割れました。

ブレードの状態確認。

ほんの僅かですが、刃こぼれ一歩手前のダメージが見受けられます。

最後にフェザースティック。

けっこう堅い木なのですが、サクサクと削れますね。

このまま削り取れてしまいそうです。

ブレード鋼材

ブリサトラッパー115のブレード鋼材は「Elmax」

切れ味と刃持ちがバツグンに良く、サビに強いのが特長。

炭素の含有量が多くて硬度が高く、HRCは60~61にもなるそうです。

その反面研ぎにくく、刃こぼれしやすいという弱点があります。

メリット

・切れ味と刃持ちが良い
・サビに強い
・フェザースティック性能が高い
・シースのベルトループが可動するので座ったときに邪魔にならない

デメリット

・研ぎにくい
・刃こぼれしやすいので、チョッピングやバトニングには向かない

結論

小刃のないフルスカンジ+高硬度鋼材という組み合わせで、木を削ることに特化している印象ですね。

フルタングで全体的には頑丈なのですが、刃が鋭くて硬いぶんデリケートなので、フェザースティック専用ナイフにするのが良いでしょう。

削り心地が本当に滑らかで、病みつきになります(笑)

 


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